産経新聞の「ロングセラーを読む」に、拙著『新しい労働社会』が取り上げられています。
https://www.sankei.com/article/20210612-4P24ACRHSVNI5BWHPU2DS7LHJU/
新型コロナウイルス禍によるテレワーク急増で社員の業績評価が難しくなる中、今こそ日本の雇用システムを欧米流の職務(ジョブ)に基づく制度に転換すべきだ-。昨年来、経済メディアを中心に大ブームとなっている「ジョブ型雇用」導入論。日本企業が抱える長時間労働や低い生産性など諸問題の解決策と期待されているが、この流行語の「原典」をひもといてみれば、そう単純な話ではないことが分かる。
本書は「ジョブ型」の名付け親かつ労働政策研究の第一人者として知られる濱口桂一郎氏が、日本型雇用システムの特質と日本社会との関係についてクリアに整理する。平成21年の刊行以来、12刷約4万部を数え、雇用という視点からの卓抜な日本社会論としても読み継がれている。・・・・・
磨井慎吾記者は、昨年日経を始めとするおかしなジョブ型記事の氾濫する中で、私のインタビュー記事を載せてくれた記者ですが、
https://www.sankei.com/article/20201014-7YESORJN7FMV5JCL2V543K6XPA/(間違いだらけの「ジョブ型」議論、成果主義ではない…第一人者・濱口桂一郎氏が喝!)
改めてこうして本書を紹介していただきありがたいです。
実は、今年9月にも本書をさらに発展させた『ジョブ型雇用社会とは何か?』(仮題)を同じ岩波新書から刊行する予定ですので、その節にはお買い求めいただければ幸いです。
『新しい労働社会-雇用システムの再構築へ』(岩波新書)が刊行されたのは2009年7月。もう12年近く前になり、日本の労働の世界もだいぶ変化がありましたが、なお読み継がれて本日第12刷が出ました。
昨年は「ジョブ型」「メンバーシップ型」という言葉が、いささか誤解にまみれた形で流行しましたが、この概念を定式化したのは本書でした。
改めてこの間本書を愛読していただいた読者の皆様に心より感謝申し上げます。
はじめに序章 問題の根源はどこにあるか-日本型雇用システムを考える1 日本型雇用システムの本質-雇用契約の性質職務のない雇用契約長期雇用制度年功賃金制度企業別組合2 日本の労務管理の特徴雇用管理の特徴報酬管理の特徴労使関係の特徴3 日本型雇用システムの外側と周辺領域非正規労働者女性労働者中小企業労働者第1章 働きすぎの正社員にワークライフバランスを1 「名ばかり管理職」はなぜいけないのか?マクドナルド裁判管理職と管理監督者スタッフ管理職(コラム)組合員資格と管理職2 ホワイトカラーエグゼンプションの虚構と真実ホワイトカラーエグゼンプションの提起政府の奇妙な理屈付けと経営側の追随労働側のまともな反論「残業代ゼロ法案」というフレームアップ(コラム)月給制と時給制3 いのちと健康を守る労働時間規制へ消えた「健康」の発想過重労働問題と労働政策の転換まずはEU型の休息期間規制を4 生活と両立できる労働時間を日本型「時短」の欠落点ワークライフバランスの登場普通の男女労働者のための基準(コラム)ワークシェアリングとは何をすることか?5 解雇規制は何のためにあるのか?恒常的時間外労働と整理解雇法理遠距離配転や非正規労働者と整理解雇法理生活との両立を守る解雇規制こそ必要第2章 非正規労働者の本当の問題は何か?1 偽装請負は本当にいけないのか?偽装請負追及キャンペーン「偽装請負」とはそもそも何か?経団連会長の指摘請負労働の労働法規制2 労働力需給システムの再構成登録型派遣事業の本質労働組合の労働者供給事業臨時日雇い型有料職業紹介事業労働力需給システムの再構成(コラム)日雇い派遣事業は本当にいけないのか?3 日本の派遣労働法制の問題点「派遣切り」の衝撃EUの派遣労働指令業務限定の問題点「ファイリング」の無理製造業派遣禁止論の無理4 偽装有期労働にこそ問題がある登録型派遣事業禁止論の本質EUの有期労働指令有期労働契約をどう規制すべきか5 均衡処遇がつくる本当の多様就業社会均衡処遇の必要性職能資格制度における「均衡処遇」期間比例原則の可能性賃金制度改革の社会的条件(コラム)職能資格制度と男女賃金差別第3章 賃金と社会保障のベストミックス-働くことが得になる社会へ1 ワーキングプアの発見ワーキングプアの発見プアでなかった非正規労働者像生活できない最低賃金2 生活給制度のメリットとデメリット生活給制度はいかに形成されたか生活給制度のメリット生活給制度のデメリット日本的フレクシキュリティのゆらぎ(コラム)家族手当の社会的文脈3 年齢に基づく雇用システム年齢差別問題の再登場年長若年者への年齢差別問題学卒一括採用システム4 職業教育訓練システムの再構築公的人材システム中心の構想企業内教育訓練体制の確立職業指向型教育システムに向けて日本版デュアルシステムの可能性(コラム)教育は消費か投資か?5 教育費や住宅費を社会的に支える仕組み生計費をまかなうのは賃金か社会保障か二つの正義のはざま教育費や住宅費を支える仕組み(コラム)シングルマザーを支えた児童扶養手当とその奇妙な改革6 雇用保険と生活保護のはざま雇用保険と生活保護の断層日本型雇用システムに対応した雇用保険制度のほころび(コラム)登録型プレミアムの可能性トランポリン型失業扶助生活保護の部分的失業給付化働くことが得になる社会へ第4章 職場からの産業民主主義の再構築1 集団的合意形成の重要性「希望は戦争」という若者誰が賃金制度を改革するのか非正規労働者も含めた企業レベルの労働者組織の必要性2 就業規則法制をめぐるねじれ労働条件の不利益変更は個別労働問題なのか?合理性の判断基準としての労使合意労働契約法の迷走3 職場の労働者代表組織の再構築労働者代表組織のあり方過半数組合と労使委員会新たな労働者代表組織の構想(コラム)労働NGOとしてのコミュニティユニオン4 新たな労使協議制に向けて整理解雇法理の再検討日本型労使協議制の光と影(コラム)フレクシキュリティの表と裏5 ステークホルダー民主主義の確立三者構成原則への攻撃三者構成原則の現状と歴史ステークホルダー民主主義の確立に向けて
版元の岩波書店から、2009年に刊行した『新しい労働社会-雇用システムの再構築へ』(岩波新書)が12刷になるという連絡が来ました。
刊行から12年になり、その間、そこで主張していた長時間労働の是正や非正規労働者の均等待遇は「働き方改革」の看板の下で政策課題として取り上げられるようになりましたが、本来のものとは似ても似つかない「同一労働同一賃金」が謳われるなど、言葉だけが踊っています。とりわけ、前著が定式化した「ジョブ型」という言葉が、コロナ禍の中で経団連や日経新聞主導で流行語となりましたが、雇用システム論を抜きにした小手先の成果主義の言い換えに過ぎず、かえって誤解をまき散らしています。
『若者と労働』『日本の雇用と中高年』『働く女子の運命』といった対象集団ごとの新書に対して、広く日本の労働問題全般にわたって今日的課題を論じた本書のような本がそろそろ必要なのかもしれません。
はじめに序章 問題の根源はどこにあるか-日本型雇用システムを考える1 日本型雇用システムの本質-雇用契約の性質職務のない雇用契約長期雇用制度年功賃金制度企業別組合2 日本の労務管理の特徴雇用管理の特徴報酬管理の特徴労使関係の特徴3 日本型雇用システムの外側と周辺領域非正規労働者女性労働者中小企業労働者第1章 働きすぎの正社員にワークライフバランスを1 「名ばかり管理職」はなぜいけないのか?マクドナルド裁判管理職と管理監督者スタッフ管理職(コラム)組合員資格と管理職2 ホワイトカラーエグゼンプションの虚構と真実ホワイトカラーエグゼンプションの提起政府の奇妙な理屈付けと経営側の追随労働側のまともな反論「残業代ゼロ法案」というフレームアップ(コラム)月給制と時給制3 いのちと健康を守る労働時間規制へ消えた「健康」の発想過重労働問題と労働政策の転換まずはEU型の休息期間規制を4 生活と両立できる労働時間を日本型「時短」の欠落点ワークライフバランスの登場普通の男女労働者のための基準(コラム)ワークシェアリングとは何をすることか?5 解雇規制は何のためにあるのか?恒常的時間外労働と整理解雇法理遠距離配転や非正規労働者と整理解雇法理生活との両立を守る解雇規制こそ必要第2章 非正規労働者の本当の問題は何か?1 偽装請負は本当にいけないのか?偽装請負追及キャンペーン「偽装請負」とはそもそも何か?経団連会長の指摘請負労働の労働法規制2 労働力需給システムの再構成登録型派遣事業の本質労働組合の労働者供給事業臨時日雇い型有料職業紹介事業労働力需給システムの再構成(コラム)日雇い派遣事業は本当にいけないのか?3 日本の派遣労働法制の問題点「派遣切り」の衝撃EUの派遣労働指令業務限定の問題点「ファイリング」の無理製造業派遣禁止論の無理4 偽装有期労働にこそ問題がある登録型派遣事業禁止論の本質EUの有期労働指令有期労働契約をどう規制すべきか5 均衡処遇がつくる本当の多様就業社会均衡処遇の必要性職能資格制度における「均衡処遇」期間比例原則の可能性賃金制度改革の社会的条件(コラム)職能資格制度と男女賃金差別第3章 賃金と社会保障のベストミックス-働くことが得になる社会へ1 ワーキングプアの発見ワーキングプアの発見プアでなかった非正規労働者像生活できない最低賃金2 生活給制度のメリットとデメリット生活給制度はいかに形成されたか生活給制度のメリット生活給制度のデメリット日本的フレクシキュリティのゆらぎ(コラム)家族手当の社会的文脈3 年齢に基づく雇用システム年齢差別問題の再登場年長若年者への年齢差別問題学卒一括採用システム4 職業教育訓練システムの再構築公的人材システム中心の構想企業内教育訓練体制の確立職業指向型教育システムに向けて日本版デュアルシステムの可能性(コラム)教育は消費か投資か?5 教育費や住宅費を社会的に支える仕組み生計費をまかなうのは賃金か社会保障か二つの正義のはざま教育費や住宅費を支える仕組み(コラム)シングルマザーを支えた児童扶養手当とその奇妙な改革6 雇用保険と生活保護のはざま雇用保険と生活保護の断層日本型雇用システムに対応した雇用保険制度のほころび(コラム)登録型プレミアムの可能性トランポリン型失業扶助生活保護の部分的失業給付化働くことが得になる社会へ第4章 職場からの産業民主主義の再構築1 集団的合意形成の重要性「希望は戦争」という若者誰が賃金制度を改革するのか非正規労働者も含めた企業レベルの労働者組織の必要性2 就業規則法制をめぐるねじれ労働条件の不利益変更は個別労働問題なのか?合理性の判断基準としての労使合意労働契約法の迷走3 職場の労働者代表組織の再構築労働者代表組織のあり方過半数組合と労使委員会新たな労働者代表組織の構想(コラム)労働NGOとしてのコミュニティユニオン4 新たな労使協議制に向けて整理解雇法理の再検討日本型労使協議制の光と影(コラム)フレクシキュリティの表と裏5 ステークホルダー民主主義の確立三者構成原則への攻撃三者構成原則の現状と歴史ステークホルダー民主主義の確立に向けて
京都大学経済学部図書館の「留学生へのおすすめ」というのに、拙著『新しい労働社会』が顔を出しています。もう11年も前の本ですが、でも、世間で誤解誤用されている「ジョブ型」ってのを理解する上では少しは役に立つかもしれません。
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/library/wp-content/uploads/2020/10/2020list2.pdf
日本大学法学部の推薦図書に、もう10年も前の拙著が顔を出しています。『新しい労働社会』(岩波新書)です。
https://www.law.nihon-u.ac.jp/library/recommend/6153/
推薦者は労働法の大山盛義教授。こう述べています。
昨年(2018年)に成立した,「働き方改革」法関連の,また外国人労働者の受け入れ拡大を目指した入管法改正関連のニュースに,どのくらい学生が関心を持って接していたのだろうか。
これらの法改正は,どこかの誰かの話ではなく,今現在働いている私たち自身に直接的に関わる事柄である。多くの学生は,おそらく「就職」して40年以上働くことになるであろうから,むしろ長期にわたって大きな影響を受けるのは,これから社会を支える若い世代ということになろう。
本書は,日本の労働社会の問題を歴史的かつ比較法的に,そして平易に解説しているため,働く私たちが置かれている現状を理解するのに役立つ。本書の出版は2009年であるため,直前のリーマン・ショック(2008年)の影響へ言及は少なく,それ以降の日本社会の変化を論じているわけではないが,著者が構想し論じた内容は,出版後の変化をも乗り越えて現在でも有用なものである。
「働き方改革」法や入管法改正によって,日本の「労働社会」が今後どのように変化していくのか(していくべきか),本書を手がかりにして考えてみるのもよいだろう。
(大山 盛義教授/5F東開架)
ありがとうございます。そう、働き方改革についての解説書は汗牛充棟、世に溢れていますが、なぜそれが日本に必要だったのか、そして何がまだ足りないのかを最も端的に述べているのは、この10年前の本ではないかと内心では思っています。
拙著のうち、『若者と労働』と『働く女子の運命』はすでに電子書籍化していますが、それらよりも早く2009年に刊行した『新しい労働社会』(岩波新書)も、今月電子書籍化されるようです。
https://twitter.com/Iwanami_Shinsho/status/1027471378843234304
【毎月4点配信している電子書籍、8月は16日に配信開始です】
見田宗介『現代社会の理論――情報化・消費化社会の現在と未来』
濱口桂一郎『新しい労働社会ーー雇用システムの再構築へ』
池上俊一『フィレンツェ』
見田宗介『現代社会はどこに向かうか――高原の見晴らしを切り開くこと』
電子書籍化によって、また新たな読者を得られることになるならば、うれしいことです。
http://hamachan.on.coocan.jp/bookreviewlist.html
本日4月28日は、世界的には国際労働者祈念日(International Workers’ Memorial Day)であり、
https://www.ituc-csi.org/april-28-international-workers?lang=en
ここ日本では、連合のメーデー中央大会が開かれる日でしたが、
https://www.jtuc-rengo.or.jp/news/news_detail.php?id=1365
わたくしに関しては、岩波書店から『新しい労働社会』の第11刷の連絡が届きました。
この本、出たのは2009年ですから、もう9年近くになりますが、そこで論じたことがますます重要な政策課題となってきています。
第1章の労働時間問題についても、9年前はまだまだ自由な働き方という空疎な議論と残業代ゼロ反対というゼニカネ論ばかりが幅を利かせ、一番肝心の労働者の命と健康を守るための労働時間規制という本質を訴える声は細々としたものでしたが、この9年の間に議論の本筋はだいぶまっとうなものになってきたように思われます。ゼニカネではなく労働時間そのものの上限規制が法案に盛り込まれるなどということは、当時はとてもまだ現実化するとは思われていなかったことを考えると、この間の事態の進展に感慨深いものがあります。当時はほとんど知られていなかったインターバル規制も、徐々に普及してきて、努力義務として法案に盛り込まれるに至りました。まあ、いまだに安全衛生としての労働時間という認識よりも残業代ゼロというゼニカネにこだわる古い意識の人々の声ばかりがやかましいのは残念ですが。
また、第2章の非正規労働についても、同一労働同一賃金というスローガンの下で、ようやく賃金問題の本質にかかわる議論が行われるようになり、第3章で論じた社会保障や教育問題との関連も、高等教育の無償かとか奨学金問題がホットトピックになるように、かつてと比べると世の中に何が問題化がすっと通じる傾向が強まってきたと感じます。時代は変わらないように見えて、やはり少しずつ変わってきているし、9年前の拙著はその間、あるべき方向性を静かに指し示し続けてきたと自負しても罰は当たらないでしょう。
残念ながら第4章で取り上げた労使関係に関しては、この間法政策レベルではほとんど進展は見られなかったとはいえ、様々なレベルで問題意識が提起されてきたことは、これからの進展の土壌づくりになっていると信じたいと思います。
9年経っても、古びるどころか、今現在労働問題の議論に求められる問題意識を最もストレートに示し続けてきている本だと、いささかの自負心を持って言えるのは、正直言うとかなり意外でした。
この間、若者、中高年、女性と、各論的な本も(それぞれ違う版元から)出してきましたが、やはりこういう時論的な本の総論的な位置にあるのは本書なので、今回の増刷でさらに引き続き多くの方に読んでいただけるのはうれしい限りです。
読書メーターで、もう8年前の本ですが、『新しい労働社会』に対してこういう評をいただきました。
https://bookmeter.com/reviews/67295834
最近は中身も分量も薄い新書が目立ちますが、本書はとても重厚な内容で労働問題を学ぶ人には必須の書ですね。2009年の発刊ですが、ここで指摘されている日本型雇用システムの制度疲労、賃金制度改革の必要性、ただし社会保障制度とセットでといった問題点は何一つ解決していません。日本は企業が育児や教育など本来は政府がやるべき部分までてあてしてきたが、それが限界を迎えている。そんな中、安倍政権がこの総選挙で打ち出した働き方改革がどのような社会につながるのかを、自分の頭で考えるヒントが本書にはあります。
「自分の頭で考えるヒント」との言葉は嬉しい限りです。
最近もいくつか拙著への短評がネット上に載りましたのでご紹介。
まず、2009年刊行の『新しい労働社会』ですが、読書メーターでイケダアイさん。
https://bookmeter.com/reviews/63856872
「国際比較の観点」と「歴史的なパースペクティブ」で労働問題をまとめた一大叙事詩。著者の圧倒的な知識量と、どこかウィットに富んだ文章で、内容は決して簡単ではないけれどつい後を引くように読んでしまった。2009年初版だが、話題の同一労働同一賃金についてもかなりの頁が割かれていて、既に答えが書かれている気がする。雇用問題を勉強している人や、会社の労務管理、給与制度の設計に関わる人は絶対に読んでおいたほうがいい。
もう8年前の本ですが、当時よりもむしろいまの議論を先取りしていた本になっていると、本人は思っております。
https://twitter.com/Takechi60439696/status/857249290455982080
濱口氏の"若者と労働「入社」の仕組みから解きほぐす"読了。数時間でさーと読んだが、少ないキーコンセプトを用いてすっきりとした議論がされいた印象。
本書を通して、現代日本のメンバーシップ型正社員から直ちにジョブ型正社員へ移行することは難しい印象を受けた。若年層をジョブ型正社員として採用することは難しくないように思うが、やはり中高年の正社員の処遇をどうするかはもめに揉める…または時間が解決する…後者だろうなぁ。
ドイツの某制度への言及も面白かった。僕は文系大学生への教育には知識が全くないのでコメントできないが、理系大学院生の教育にも関わる。大手企業へのインターンだけでなく、ベンチャー企業へのインターンがもっと盛んになればいいなぁと思ったり。
ブラック企業にも言及されていた。単なる倫理的な観点からの批判ではなかった点が新鮮、というか労働に関する仕組み作りをしている人はこう考えるのかぁ、と思える内容で本当に面白かった。 ネタバレは控えつつの感想…難しいなぁ。とにかくおすすめの本です
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