センター試験監督のジョブ型とメンバーシップ型
こんなまとめがありましたが、
センターの試験監督を大学教授や医師にやらせているって冷静に考えると正気の沙汰ではないのでは?「まじで苦行」「無償労働のことも」
センターの試験監督だけは二度とやりたくない。 大学の二次試験のよりはるかにきつい。台本通りに1秒も狂わずにロボットのように動かないといけない。なにか一つでも違うと、夕方の全国ニュースに出るという恐怖。しかも医者足りないって言いながら、医者に試験監督させてるの本当に頭おかしい。
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これは、所属組織の仕事は全て潜在的には自分の仕事であり、組織に命じられたら専門も糞もなくその仕事を粛々とこなすのが所属するメンバーの務めであるというメンバーシップ型組織のロジックと、組織とは全て定義された職務の束であり、それぞれの職務にそれを的確にこなすために嵌め込まれた者は当該職務の的確な遂行以外に何ら義務を負わないというジョブ型組織のロジックとが、真正面からぶつかっている現場ですな。
日本の組織は官民問わず、圧倒的にメンバーシップ型でできているわけですが、例外的に法令で事細かにジョブとスキルが定められ、医学部を出て医師の資格を有する者だけが医師として採用され、看護学校を出て看護師の資格を有する者だけが看護師として採用され、そのやれるタスクまでもが事細かに法令で規定されているようなジョブ型が強制されている医療の世界において、なぜかセンター試験の監督というフェーズにおいては、純粋メンバーシップ型の行動規範が要求されることに対する、現場からの違和感の表出なのでしょう。
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