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2025年12月23日 (火)

『管理職の戦後史』へのX(旧twitter)での短評

Asahi2_20251223221201 先月刊行した『管理職の戦後史』(朝日新書)に対しては、X(旧twitter)上でもいくつか短評が寄せられていますので、若干紹介しておきます。

読めば読むほど弊社は一部部署除いてホワイトというかぬるいという感想しか出てこない 一部出来る認定された人間に寄せられる業務の幅の広さはゾッとするが

濱口桂一郎『管理職の戦後史』やはり面白すぎる! 管理職待遇のスタッフ職も管理監督者扱いする例の金融機関通達について、当時の監督課長が「思い切った割切りをした」と書いてある論文があるとのこと!!!!思い切りすぎる!!

管理職は波瀾万丈の歴史を辿ってきた。戦後すぐは労働運動の先頭に立って経営者を追及するも、やがては労働組合の矛先は現場の管理職に向くように。 管理職の人員過剰が企業の悩みであった時代から、今日のパワハラ問題まで。 読み応えある一冊。

かんりしょく的にはなかなかおつらい内容であった

日本の管理職の意味について戦後から見事に描いた渾身作。日本雇用は年齢の区切りに基づく。国の制度も全て年齢。ジョブ型、役割給も絵に描いた餅に終わる日本の末路。

また、読書メーターでは、Francisさんに続いてみぐさんからもこのようなコメントをいただきました。

「管理職」とは、社会で、そして企業でどう位置づけられ、結局何をすることが求められているのか。戦後の「管理職」の役割やポジションについて、時系列での変遷を示していく。欧米型のマネジャーを形式上は模しているが、実態は似ても似つかぬ「管理職」が、我が国の社会の中でしわ寄せを受け続けて今に至っている。下からの突き上げを食らい、その数が過剰となれば、外に放り出され、裁量労働や高プロといった制度ができていく一方で、管理監督者の取扱いについては忘れ去られたかのよう―。論調としては「管理職って結局大変だよね」スタイル。個人的に関心のあった点は、終戦直後の生産管理闘争においては管理職が組合をリードしていたこと。「産業報国会と工場ソヴィエトのアマルガム」(55頁)のようなこの組織は、奇妙な見た目をしながらも機能していた。また、一定の世論の支持を背景に旧労働組合法上も無理くりな解釈で合法とされていたのは「どさくさ」を大いに感じるエピソード。

 

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コメント

我々も管理職ユニオンという組合を一応やっている立場ですから、やはり読めねば、と思うもまだ本書までたどり着いておりません。来年には挑戦したいと思います。残念ながら現実における管理職ユニオンの実態は話題となった一時期と比べて成功しているとはとても言い難い状況ですが、何かヒントでもあれば。

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