野川忍『労働法[第2版]』
野川忍さんより『労働法[第2版]』(日本評論社)をお送りいただきました。
https://www.nippyo.co.jp/shop/book/9545.html
労働法のスタンダードな体系に基づく本格的体系書。働き方改革やコロナ禍の労働関係の対策などを踏まえ、初版を大幅アップデート。
労働法のテキストは、一方の極にほぼ毎年改訂という川口美貴さん、大判と中判それぞれ1年おきという水町勇一郎さんのような方がいますが、こなた野川さんのテキストは、2018年の初版から7年ぶりの第2版になります。
初版の時に書いたことですが、第6章として「国際的観点から見た労働法制の展開」があり、EU労働法までかなり詳しく紹介されているのは類書にない特徴でしょう。
また、これは中の記述をある程度じっくり読むと感じられるのですが、いわゆる教科書的な記述というよりは、ある論点について論文でも書いているかのようにやや身を入れて突っ込んで論じているところがいくつもあるのですね。就業規則法理とか解雇法理とか、野川さんがこだわりのある論点では特にその傾向が強いようです。
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