『高等教育における多様性と包摂』
日本高等教育学会編『高等教育における多様性と包摂』(玉川大学出版部)をお送りいただきました。
https://www.tamagawa-up.jp/book/b10143526.html
高等教育の機会拡大によって、属性の多様化が進むだけでなく、従来、不利を被っていた側への配慮が求められるようになっている。現在の日本や世界の高等教育が抱える重要な課題である多様性と包摂をテーマに、日本の高等教育・大学を対象とした研究の新たな地平を切り拓く試み。特集7論文のほか論稿1本を収録。
この中で、ちょうど今世間の注目を集めているトランプの大学攻撃が(他のいろんな政策みたいに)彼の思いつき程度ではなく、共和党保守派の根深い動きの一環であることがわかるのが、七番目の
米国におけるDEI を巡る動向と大学の自治の危機(吉田翔太郎 福留東土)
です。
同論文によると、2020年以降、大学がDEIを強化する一方で、共和党支配州の一部では反DEI法が制定され、DEIオフィス廃止などが進められているのだそうです。
トランプ政権のもとで全米で起こっていくことの前哨戦が既に結構進んでいたのですね。
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