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2025年3月21日 (金)

水町勇一郎『社会に出る前に知っておきたい 「働くこと」大全』

322403000551 水町勇一郎さんより新著『社会に出る前に知っておきたい 「働くこと」大全』(KADOKAWA)をお送りいただきました。

https://www.kadokawa.co.jp/product/322403000551/

「働く」ってなんだろう? 「困った」ときどうする? 労働教育の決定版

なぜ働かないといけない? どんなふうに働く? 困ったとき誰に相談すればいい?

全社会人、そしてこれからキャリアを考え始める中・高・大学生に必要な「労働に関する知識」。本書では、労働の歴史から、日本での働き方の特徴、会社やキャリアの選び方、そして、実際に働くときの味方になる法律や制度まで、網羅して解説します。

本書では、「働くこと」に妙に詳しい年齢不詳の伊達に、高校生のさくらと悠太、大学生の真由、社会人2年目の宇野が質問し、教えてもらうというストーリーの流れに沿って展開します。
読み終えたときに「働くことの全体像」がわかり、「自分なりの労働観」を醸成することができる――学校も会社も教えてくれない、現代を生き抜くための必須知識がこの1冊で手に入ります。

後半の第3章、第4章は、労働法の青少年向けわかりやすい解説書ですが、前半の第1章、第2章は、労働の歴史から日本型雇用システムまで、結構突っ込んだ議論をしています。 

社会人2年目の宇野(♂)、大学Ⅲ年生の真由(♀)、高校2年生の悠太(♂)とさくら(♀)の4人に、職業・年齢不詳の謎の人物伊達(♂)がいろいろと教えてくれるという趣向ですが、第1章、第2章では結構深いやりとりをしているんですが、第3章、第4章になるとまあ内容的に仕方がないのですが、教わることの列挙という感じにならざるを得ません。

はじめに 「働くこと」をめぐって
第1章  そもそも「働く」ってなに?――働くことの【意味・歴史】
第2章  日本の「働き方」の特徴は?――働くことの【環境・制度】
第3章  実際に働き始めるとどうなる?――働くことの【選択・展開】
第4章  困ったときに頼りになるルールは?――働くときの【武器・知識】
おわりに 働くことの「未来」を考えてみよう

謎の人物伊達は水町さんの投影だと思うのですが、なかなか尻尾を出しません。

 

 

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