水町勇一郎『社会に出る前に知っておきたい 「働くこと」大全』
水町勇一郎さんより新著『社会に出る前に知っておきたい 「働くこと」大全』(KADOKAWA)をお送りいただきました。
https://www.kadokawa.co.jp/product/322403000551/
「働く」ってなんだろう? 「困った」ときどうする? 労働教育の決定版
後半の第3章、第4章は、労働法の青少年向けわかりやすい解説書ですが、前半の第1章、第2章は、労働の歴史から日本型雇用システムまで、結構突っ込んだ議論をしています。
社会人2年目の宇野(♂)、大学Ⅲ年生の真由(♀)、高校2年生の悠太(♂)とさくら(♀)の4人に、職業・年齢不詳の謎の人物伊達(♂)がいろいろと教えてくれるという趣向ですが、第1章、第2章では結構深いやりとりをしているんですが、第3章、第4章になるとまあ内容的に仕方がないのですが、教わることの列挙という感じにならざるを得ません。
はじめに 「働くこと」をめぐって
第1章 そもそも「働く」ってなに?――働くことの【意味・歴史】
第2章 日本の「働き方」の特徴は?――働くことの【環境・制度】
第3章 実際に働き始めるとどうなる?――働くことの【選択・展開】
第4章 困ったときに頼りになるルールは?――働くときの【武器・知識】
おわりに 働くことの「未来」を考えてみよう
謎の人物伊達は水町さんの投影だと思うのですが、なかなか尻尾を出しません。
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