フォト
2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 『季刊労働法』287号(2024冬号) | トップページ | 歌人が選ぶ今年の10冊 »

2024年12月 9日 (月)

堀川祐里編著『労働環境の不協和音を生きる』

655072 堀川祐里編著『労働環境の不協和音を生きる 労働と生活のジェンダー分析 』(晃洋書房)をお送りいただきました。

https://www.koyoshobo.co.jp/book/b655072.html

生きるために働いているはずが、

労働によって日々の生活やいのちが脅かされる実情がある。

耳を澄ませて不協和音を聴けば、不協和音が我々に問いかけてくる。


社会学、文学、社会福祉学、歴史学、経済学といった多角的なアプローチから社会政策に迫る試み。コロナ禍が顕在化させた「労働環境の不協和音」を、社会政策の両輪である「労働」および「生活」という切り口から描き出す。

コロナ禍という未曾有の事態は「労働環境の不協和音」を響かせた。社会政策の初学者とともに〈生きるために働く〉ことをジェンダー視点から理解し再構築したい。歴史縦断的、領域横断的なアプローチが労働と生活を切り結ぶ、社会政策とは何かを考えるきっかけとなる一冊。

私の関心からすると、編者の堀川さんの「ジェンダー平等は健康の権利を放棄しなければ得られないか――労働力の再生産から考える生理休暇の意義」が興味深かったです。

 

 

 

« 『季刊労働法』287号(2024冬号) | トップページ | 歌人が選ぶ今年の10冊 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 『季刊労働法』287号(2024冬号) | トップページ | 歌人が選ぶ今年の10冊 »