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2024年11月 7日 (木)

家政婦過労死事件 高裁判決が語ること、語らないこと@『世界』2024年12月号

655032 明日発売される予定の岩波書店の雑誌『世界』2024年12月号が手元に届きましたので、若干フライングですが、同号掲載の拙稿「家政婦過労死事件 高裁判決が語ること、語らないこと」を紹介しておきます。

https://www.iwanami.co.jp/book/b655032.html

家政婦過労死事件 高裁判決が語ること、語らないこと

去る9月19日、東京高裁は家政婦過労死事件(国・渋谷労基署長(山本サービス)事件)について、原審の2022年9月29日東京地裁判決を覆し、原告の妻であった家政婦の過労死を認定した。原審はマスメディア等でも大きく取り上げられ、多くの識者から批判されていただけに、穏当な結論に落ち着いたというのが一般的な受け止めであろう。政府も上告を断念して高裁判決が確定した。
 しかし、この問題にはマスコミ報道が伝えない複雑に入り組んだ歴史的な因縁があり、それを解説するには一冊の本の紙幅が必要となる。筆者は昨年『家政婦の歴史』(文春新書)を上梓したが、必ずしもきちんと理解されていないように感じられる。本稿では、一昨年の地裁判決と今回の高裁判決の内容を略述した上で、高裁判決が語っていることと語っていないことを論じたい。・・・
なお、本号の特集は「視えない中国」で、日本人学校男児殺害事件をめぐる吉岡桂子さんの文章をはじめ、梶谷壊さん、斉藤淳子さん、毛利亜樹さんなどいずれも読み応えのあるものばかりです。読売新聞で拙著を書評頂いた中北浩爾さんも、後藤謙次さんとの対談「裏金大敗、石破自民の命運」でいろいろと語っています。

 

 

 

 

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