日経BOOKPLUSで前田裕之さんが拙著を書評
日経BPの日経BOOKPLUSの「経済学の書棚」で、前田裕之さんが拙著『賃金とは何か』を丁寧に書評していただいております。
「「人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか」が分かる本」というタイトルの下、この5冊の本を取り上げているのですが、
その冒頭で、拙著についてこのように述べ、大変丁寧にその理路を辿っていただいています。
労働法と社会政策が専門の濱口桂一郎氏は『 賃金とは何か 職務給の蹉跌と所属給の呪縛 』(朝日新書/2024年7月刊)で、ベースアップ、定期昇給など賃金に関する基本概念の起源を明らかにし、日本の賃金制度の変遷をたどっている。ここ数年の日本政府の取り組みの効果を判定するうえでも、日本の賃金制度の基本を整理した本書は大いに参考になる。 ・・・
ちなみに、前田さんは私がかつて『労働新聞』で取り上げた岩井克人『経済学の宇宙』の聞き手として同書をまとめた方です。
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