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2024年9月 5日 (木)

濱口桂一郎は嫌いでも、読んで面白いと言ってくれればいい

Asahishinsho_20240905141701 ジャムさんという方が、中田さんの

面白すぎて震えてます。自社の給与体系に訝る従業員と自社の給与体系をどうすべきかに悩む経営者の皆様に全力でお勧めできます。 明治期から賃金体系が頻繁に変化し複雑化してきた日本の歴史を、興味深い多数の資料やエピソードとともに紐解いてくれる一冊。目から鱗and鱗

という呟きに対して、

本当に面白いのだろうか?濱口桂一郎氏はあまり好きではないのだけど。気になる。

と、アンビバレンツな気持ちを表明しておられます。

いや、濱口桂一郎なんて嫌いでいいんですよ。別に好きになる必要なんかこれっぽっちもない。だけど、この本が面白いかどうかは、ぜひ読んでみて判定してほしいですね。面白すぎて震えるかどうかは保証の限りではありませんが、賃金という問題に何かしら関心のある人にとっては、(その認識が愉快であれ不愉快であれ)今までになかった認識を得られるものになっていることは保証します。

誤解のないよう書きますが濱口桂一郎氏を嫌いではないですよ。あたりさわりある書き方になってしまったけど。

嫌いじゃないけど、好きでもない、と。でも、そんなことはどっちでもいいのです。「本当に面白いのだろうか?」という疑問は、ぜひ実際に手に取って(あるいは画面で見て)確認してみてください。

濱口って奴はやっぱり好きになれないけれど、嫌いだけれど、でも悔しいけれども、この本は本当に面白かった。

と、思っていただければ、それで私は結構です。

 

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