日本の賃金デフレの意外な共犯者は「定期昇給」だ@東洋経済
『東洋経済』の8月31日号の「ニュースの核心」というコラムで、野村 明弘 さんが「日本の賃金デフレの意外な共犯者は「定期昇給」だ」と喝破しています。
日本の賃金デフレの意外な共犯者は「定期昇給」だ 物価も賃金も上がらない「ゼロノルム」を後押し
ここ数年、日本銀行やメディアが「ノルム」(社会通念)という言葉を頻繁に使っている。
1990年代後半以降の金融危機や長期的経済停滞を受けて、物価も賃金も上がらないというノルムが日本社会に定着してしまった。これこそが脱デフレの足を引っ張る最大の要因であり、歴史的な世界インフレを奇貨とした本格的な賃上げでこのノルムが払拭されるかが焦点となっている。
物価も賃金も上がらないというノルムをゼロノルムと呼ぶ。そもそもなぜ、日本にゼロノルムが定着したのか。・・・
言っていることはまったく同感なんですが、それって、まさに拙著『賃金とは何か』のオビの文句そのものでもあるんですが。
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