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2024年7月 1日 (月)

藤本真・佐野嘉秀編著『日本企業の能力開発システム』

Abilitydevsystem 藤本真・佐野嘉秀編著『日本企業の能力開発システムー変化のなかの能力開発と人事・職場・社員』(JILPT)が刊行されました。

https://www.jil.go.jp/publication/ippan/ability-dev-system.html

「システム」の視点から日本企業における能力開発の実態・課題の広がりをとらえる!

企業における能力開発は、一連の制度や慣行によって企業内に構築される人事管理の体系の一部(サブシステム)として位置づけられるとともに、人事部門、職場管理者、社員といった能力開発に関わる当事者の取組みやその相互関係の体系としてとらえることができる。こうした「システム」の視点から、本書では各企業から集めた企業(人事部門)・職場管理者・社員の3層のアンケートデータを分析し、変化のなかにある日本企業の能力開発の実態・課題の解明を試みる。

内容は以下の通りですが

第1章 日本企業の能力開発システム
第2章 社員の能力開発に関わる企業の取組み
第3章 人事部門・職場管理者・社員における能力開発の取組み
第4章 「遅い」昇進選抜からの移行と昇進意思・教育訓練
第5章 「キャリア自律」を進める企業の能力開発
第6章 能力開発に関する人事部門と職場管理者の連携
第7章 社員の能力開発と職場管理者の能力開発支援
第8章 職種特性に応じた能力開発のマネジメント─ホワイトカラー職種における検討─
第9章 管理職社員の教育訓練機会と能力開発への取組み
終章 能力開発システムの現状と課題

元になった調査は2016年とやや古いのですが、日本型雇用システムのサブシステムとしての日本型能力開発システムがどの程度維持されていて、どの程度変化してきているのかを、企業(人事部)、管理者、社員という3層の調査で描き出そうとしています。

日本型能力開発システムとは、(1)人事部門の権限に基づく配置転換への関与を通じた社員への幅広い仕事経験の付与、(2)遅い選抜による広い範囲の社員への長期的インセンティブ付与と管理職登用に向けた能力開発、(3)配置した職場でのOJTを中心とし補完的にOffJTや自己啓発を用いる能力開発、を特徴とするものですが、それが近年分権化、個別化、早期分化、職場外化という4つの変化が進んでいると言われていて、それがどういうところでどの程度進んでいるのかそれともいないのか、というのが本書を通じる問題意識です・

元になった調査の後に、学び直しだとか、リ・スキリングだとかといった言葉が踊るようになっていますが、さてはてそれらはどの程度浸透しているのかいないのか。

 

 

 

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