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2024年3月15日 (金)

小嶌典明『新・現場からみた労働法』

Cover_20240315155101 小嶌典明『新・現場からみた労働法-法律の前に常識がある-』(ジアース教育新社)をお送りいただきました。

https://www.kyoikushinsha.co.jp/book/0679/index.html

現場の担当者を悩ませる、労働契約法制(無期転換ルール/労働条件の明示)や労働時間法制(裁量労働制)の見直し、私学法の改正にかかわる具体的な対応策を示した論稿のほか、労働時間の減少や人口減少社会における労働問題をテーマにしたコラム等を収録。現場の実態に寄り添いながら、常識に照らして考える「現場からみた労働法」の新シリーズ。

小嶌さんの論考はかつてから、労働市場法についても労使関係法についても、刺激的で取扱注意ながら物事を本質的に考えていく上でとても重要な論点を今まで与えてきていただいています。ただ最近はほとんど大学職員労働法とでもいうべき特定分野に熱心なようで、本書も、一部を除いてだいたい大学の先生方に関わる労働法問題です。

もちろん、小嶌さんは現在関西外国語大学の理事であり、大学の労務担当として活躍しているのですから、それはある意味当然なんでしょうが、一般読者にどこまで関心を呼ぶかは若干疑問もあります。まあ私立大学の人事部局の方々は机上に置いておいた方がいいかもしれません。

まえがき
第一部 講話編――40 Stories
 第一話 カレント・トピックス(1)
私立学校法の改正――前哨戦/データでみる私立大学
 第二話 カレント・トピックス(2)
国立大学法人のガバナンス改革/人事給与マネジメント改革(一)
 第三話 カレント・トピックス(3)
人事給与マネジメント改革(二)/補 人文科学と社会科学
 第四話 カレント・トピックス(4)
人事給与マネジメント改革(三)/補 科技イノベ法の改正
 第五話 カレント・トピックス(5)
大学の統合――公立大学編/私立大学の公立化とその現状
 第六話 カレント・ケース――大学編(1)
科技イノベ法と無期転換/適用除外という選択肢
 第七話 カレント・ケース――大学編(2)
大学教員任期法と無期転換(一)/補 一一八万人の無期転換?
 第八話 カレント・ケース――大学編(3)
大学教員任期法と無期転換(二)
 第九話 カレント・ケース――大学編(4)
非常勤講師と労働契約法上の「労働者」
 第一〇話 カレント・ケース――大学編(5)
大学教員と契約期間の上限
 第一一話 カレント・ケース――大学編(6)
大学教員と労働時間の算定
 第一二話 カレント・ケース――大学編(7)
大学教員の雇用と流動性 
 第一三話 カレント・ケース――大学編(8)
更新への合理的期待と更新限度条項
 第一四話 カレント・ケース――大学編(9)
労働契約法改正と無期転換の回避
 第一五話 カレント・ケース――大学編(10)
誠実交渉義務とは何か(一) 自己の主張=回答の根拠を示す使用者の義務
 第一六話 カレント・ケース――大学編(11)
誠実交渉義務とは何か(二) 資金がないと回答した場合の帳簿等提示義務
 第一七話 カレント・ケース――大学編(12)
誠実交渉義務とアメリカ法/補 教員の採用選考と情報開示
 第一八話 カレント・ケース――大学編(13)
区分可能な出勤停止と停職/補 出勤停止と停職の英訳
 第一九話 カレント・ケース――大学編(14)
降格・降任と二重処分問題
 第二〇話 カレント・ケース――大学編(15)
アナリシスよりアナロジー 
 第二一話 フューチャー・ロー(1)
労働契約法制の見直し(一) 無期転換ルール
 第二二話 フューチャー・ロー(2)
労働契約法制の見直し(二) 労働条件の明示
 第二三話 フューチャー・ロー(3)
労働時間法制(裁量労働制)の見直し(一)
 第二四話 フューチャー・ロー(4)
労働時間法制(裁量労働制)の見直し(二)
 第二五話 フューチャー・ロー(5)
労働基準法施行規則の改正(一) 無期転換ルール等
 第二六話 フューチャー・ロー(6)
労働基準法施行規則の改正(二) 裁量労働制と本人同意
 第二七話 フューチャー・ロー(7)
本人同意のみなしと就業規則:ある法律改正から得たヒント
 第二八話 フューチャー・ロー(8)
本人同意のみなしと労使協定/ある省令改正:促音の小書き 
 第二九話 フューチャー・ロー(9)
私立学校法の改正? 理事選任機関の新設
 第三〇話 フューチャー・ロー(10)
私立学校法の改正? 評議員の資格および構成
 第三一話 フューチャー・ロー(11)
私立学校法の改正? 委員会審議からわかること
 第三二話 フューチャー・ロー(12)
私立学校法の改正? 附帯決議からわかること
 第三三話 フューチャー・ロー(13)
私立学校法の改正? 改めるべき日本語の表現
 第三四話 フューチャー・ロー(14)
男女賃金格差の公表――ヨーロッパの模倣?
 第三五話 フューチャー・ロー(15)
LGBT理解増進法の制定とその経緯
 第三六話 フューチャー・ロー(16)
LGBT理解増進法と男女別施設(浴場・トイレ等)
 第三七話 フューチャー・ロー(17)
トランスジェンダー最高裁判決(一) 行政措置要求と人事院の判定
 第三八話 フューチャー・ロー(18)
トランスジェンダー最高裁判決(二) 最高裁が言及しなかった事実
 第三九話 フューチャー・ロー(19)
トランスジェンダー最高裁判決(三) 経団連の調査が明らかにする事実
 第四〇話 フューチャー・ロー(20)
余録 トランスジェンダー最高裁判決と外国法――アメリカ法の現状
第二部 随想編―― Essay and Talk
 Ⅰ 労働時間の減少に歯止めを
 Ⅱ 人口減少社会における労働問題を考える 

 

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コメント

トランスジェンダー関連の問題でどのような主張をしているのかは興味深い点ですね。とりあえずこの部分だけは読んでみたくなりました。あとはご指摘のようにちょっと一般向けでないように目次からも読み取ることができます。確かに現場からというのは嘘偽りないところではあるのですが。

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