梅崎・南雲・島西『日本的雇用システムをつくる』書評@『社会経済史学』
社会経済史学会の『社会経済史学』という雑誌の第89巻第4号に、梅崎修・南雲智映・島西智輝『日本的雇用システムをつくる1945-1995 オーラルヒストリーによる接近』(東京大学出版会)の書評を寄稿しました。
なお、書評自体は同誌の規約により公開しませんので、読みたい方は同誌を入手下さい。
さて、本書の書評がいまこの時点で掲載されるのは、図ったわけではないですが大変時宜に適していると思います。というのも、既にご案内の方もおられるかと思いますが、本書は労働問題リサーチセンターの今年度の沖永賞を受賞した本だからです。
表彰式は3月8日(金)ホテルオークラ東京において開催予定です
さて、本書は昨年4月に刊行され、そのときに本ブログで取り上げております。
梅崎修・南雲智映・島西智輝『日本的雇用システムをつくる 1945-1995』
その後わりと直ぐに社会経済史学の方から書評の依頼があり、書いて送ったのですが、それからかなり時間が経ち、なんだか時期に遅れた証文みたいな気がしていたのですが、逆にちょうど沖永賞の受賞の時期に合わせたみたいになって、結果的にグッドタイミングになったように思います。
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『日本的雇用システムをつくる』の第5章を読むと、「職務給」の改良とあるが、この中身は属人給ですね。
昨今のジョブ型も「日本的改良」がなされると、結局は・・・・?と思った次第です。
投稿: 匿名さん1号 | 2024年3月14日 (木) 17時22分