トラック運転手の賃上げのための法制化?
昨日、岸田首相が斉藤国交相、矢田稚子補佐官を連れて運送会社を視察し、トラック運転手の賃上げのための法制化をするというようなことを喋ったようです。
ドライバー負担減、来週に緊急対策 首相、経済対策に盛り込む方針
岸田文雄首相は28日、トラック運転手の負担減や人手不足解消に向けた緊急対策を来週の関係閣僚会議で取りまとめる考えを示した。10月中にまとめる経済対策に具体策を盛り込む。政府は運転手の賃上げを進めるため、来年以降の法改正をめざす方針だ。・・・
その来週の緊急対策というのを見ないと詳細はわかりませんが、先日の建設業のに続き、産業政策としての賃上げ政策というのが次々に出てくるようです。
本当はここで、産業別最低賃金というのがあるはずだとか、労働協約の一般的拘束力制度ってのもあるぞ、と言いたいところですが、なかなか実態がそういうことが言えるような水準でないので、こういう話の流れになっていくのでしょう。
ちなみに、連合を揺るがせた例の矢田稚子補佐官は、しっかりこの問題に付いてきていますね。
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