高谷幸さんが朝日読書欄で『家政婦の歴史』を紹介
本日の朝日新聞の読書欄「新書速報」で、高谷幸さんが『家政婦の歴史』を紹介いただいているようです。
https://www.asahi.com/articles/DA3S15725537.html
濱口桂一郎『家政婦の歴史』(文春新書・1100円)は、数年前に起きた家政婦死亡事件をきっかけに、これまで顧みられてこなかった彼女たちの歴史を辿る。「家政婦」とは、20世紀初頭に主婦たちが始めた事業であり、「女中」すなわち「家事使用人」とは別物だった。だが戦後、業界が生き残りを図る中、その位置づけは曖昧化されてしまった。家事介護の外部化で利用が広がる労働者の位置づけに、歴史的な観点から一石を投じる著作だ。
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