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2023年6月26日 (月)

available as a Belgian

JILPTの『ビジネス・レーバー・トレンド』2023年7月号がアップされました。

https://www.jil.go.jp/kokunai/blt/backnumber/2023/07/index.html

出産後も働き続ける女性が増えており、女性の年齢別労働力率を示す、いわゆる「M字カーブ」は解消されつつある。しかし、その一方で、女性の年齢別の正規雇用比率は20歳台後半をピークに低下する「L字カーブ」を描いており、女性の就業を考えるにあたっては、男女がともに働きやすい環境の整備や、出産・育児の経験が職業生活に負の影響とならずに、誰しもがキャリア形成を図り、能力発揮していくための環境整備と支援が重要となる。本号では、女性の就業をテーマとした労働政策フォーラム、業界団体・企業モニター特別調査の結果や、最近政府から打ち出された女性活躍・男女共同参画推進策やワーク・ライフ・バランス支援策の内容を紹介し、女性就業支援の「これから」を考える。

メイン記事は、2月15日に行われた労働政策フォーラム「女性の就業について考える─環境変化と支援のあり方を中心に─」です。

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https://www.jil.go.jp/event/ro_forum/20230220/houkoku/05_panel.html

このパネルディスカッションの最後のところで、司会の私が勝手に余計なことを喋っていますので、そこだけ引用しておきます。

濱口 最後に司会の職分を超えて若干余計なことを喋っておきます。私はかつてベルギーのブリュッセルにある欧州連合日本政府代表部に勤務していたのですが、ブリュッセルのみやげ物として、EU各国の国民性をジョークにした絵はがきがあります。そこでは、ベルギー人は「available as a Belgian」と書かれていて、その挿絵は、机の上で電話が鳴っているんだけど、誰もいないという構図です。これはひねったジョークで、ベルギー人は全然、アベイラブルじゃないと言っているわけです。でも逆に考えてみると、日本の企業はあまりにも社員に対して「アベイラブルであれ」と言い過ぎたために、今のような女性が働きにくい事態になっているのかもしれません。これをもう一つ裏を返して子どもの目から見たら、日本のお父さんはいつも会社に取られていて全然アベイラブルじゃないとも言えます。今日の議論を聞いていて、働く男女が誰にとってアベイラブルで、誰にとってアベイラブルじゃないのかという問題が、わが国の働き方の根っこにあるのではないかという感想を持ちました。それではこれでパネルディスカッションを終わります。ありがとうございました。

この絵はがきはこちらです。

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コメント

学生時代、スコットランドを旅行した時に見た「ヨーロッパの天国、ヨーロッパの地獄」を思い出しました。

この手のエスニックジョークでは、イギリス人の料理というのは必ず最悪の代物ですね。

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