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2023年6月14日 (水)

言いたい(であろう)ことには賛成なんだが、言ってることは完全にナンセンス

Merytld4 為末大さんのこのつぶやきには、何というか、言葉を失う。

https://twitter.com/daijapan/status/1668801359993536513

ワークライフバランスも、兼業副業も、ジョブ型も、その本質は公私の切り離しだと思いますが、日本で実現するのは難しそうです。
広末涼子を無期限謹慎処分、所属事務所が発表「鳥羽様との関係は記事のとおり」本人が報道認める

いや、為末さんの言いたいこと、と言うかたぶん言いたいのであろうこと、というかおそらくこういうことを言いたいんじゃないのかな,と想像されることに対しては、ほぼ完全に賛成なのだ。女優が不倫したからと言って無期限謹慎処分とか、日本はいつからイランやアフガン並みの道徳警察だらけの嫌らしい国に成り果てたんだと言いたいんだろうと思う。

でもね、それとワークライフバランスも、兼業副業も、いわんやジョブ型も、何の関係もない。ちょびっとはかすっているかという気配もない。かけらもない。なので、このつぶやきは完全にナンセンスな台詞になっちゃっているんだな。

なんでこんな全くかけらも関係のない労働関係のバズワードが広末不倫一件でぞろぞろ湧いてくるのか謎の極みではありますが、たまたまニュースで耳に入った意味不明の言葉がなぜかふっと湧いて出た、というだけではないとすると、もしかしたらこういうことかなという謎解きを。

もしかしたら、為末さんの脳内では、女優業というのがワークで、男女関係というのがライフで、不倫で女優業から下ろされるというのはワークとライフのバランスを取り損なったというイメージなのかも知れない。ふむ、でもそれは、ワークライフバランスという労働用語とはかけらも関係がない。

もしかしたら、為末さんの脳内では、女優業というのが本業で、男女関係というのが副業で、不倫で女優業から下ろされるというのは本業と副業がバッティングしてしまったというイメージなのかも知れない。ふむ、でもそれは、兼業副業という労働用語とはかけらも関係がない。

ここまでは何とか解読作業ができたけれども、最後のジョブ型だけは全く歯が立たない。そのジョブ型という労働用語を作り出し、いろいろと本も書いた当の本人にも全く理解できない。何でここにジョブ型が出てくるんや。誰か教えてくれ。

もしかしたら、明日(6月15日)発売の『季刊労働法』夏号のジョブ型特集に、そのヒントが見つかるかも知れませんね。

 

 

 

 

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コメント

タレント業の場合は、労働者性が明確でないですから

 プライベートで不倫したから、処分?何、それ?

とは労働契約という側面から単純に言うことは難しい
ところがありますわね。

 皆さん、タレントに何を求めてるんですか?

と嫌味を言うことくらいはもちろん、出来るのですが。
この方の場合は、事務所の経営自体に深く関与をする
立場であるように想像されるところですし。大株主が
引責で社長業を退くのと似ている面があると思います

事務所や芸能界を一つの企業と見なし、メンバーシップ型の企業秩序論に基づき、企業秩序に反したから懲戒処分を行うのはおかしい。ジョブ型であれば「仕事をするために契約しているのであり、仕事さえしっかりしてくれればそれでよい、プライベートは関係ない」という意味合いでしょうか。流行り言葉を使いたかっただけでしょうね。

そもそもの話として、「処分という言葉で発表」をした方が良いだろう、という判断まで含め
「本人の意向が強く反映」された経営的判断でしょう。「使用者が従業員を処分する」という
現象からはかなり遠い訳ですよ。使用者が従業員のプライベートに難癖をつけてくるようなら
問題にした方が良い、と思いますが。

「姦淫してはならない。」
(旧約聖書 出エジプト記 20章14節)

「イランやアフガン」どころか、姦通がダメなのは、欧米では当たり前じゃないか。
何かおかしな所ある?

いや、「姦淫してはならない」ですが、新約聖書ヨハネ福音書 7章から8章に「姦淫の女」なるエピソードがあります。

 律法学者たちがイエス様のところに姦淫の罪を犯した女性を連れてきて「この女は姦淫の罪を犯しました。律法ではこの女は石打の刑にあたります。どうすればいいでしょうか」と聞かれて、イエス様が「貴方たちのうちで罪のないものがこの女に石を投げなさい」と言われて誰も石を投げないで立ち去ってしまった、と言うお話。

 不倫をしたからと言って広末さんを「無期限謹慎処分」にするのはまさに不倫と言う行為をやってたかもしれない、あるいはやってみたい人たちがいる世間様に阿って石打の刑に処すようなものでしょう(^^;

 為末さんは要するに「さすが為末さん!頭良い!素敵!」と言われたかっただけなのでしょうから、ヨハネ福音書を引用すれば良かったのです。
 ワークライフバランスあるいはジョブ型がどうこうなんて見栄を張るためだけの言葉としては難しすぎますよね(^^;

少なくとも現代日本において,不倫はいかなる意味でも犯罪ではありません。単に民事上不法行為になり得るというだけで、彼女を訴える権利があるのは彼女の夫と不倫相手の妻だけであって、その余の者どもがあれこれくっちゃべる分には自由だけれど、それ以上偉そうに言う権利などないのですがその辺の感覚が歪んでいるんでしょうね。

れっきとした犯罪行為を長年隠蔽し、知らんぷりしてきた芸能界やマスコミどもが、たかが広末の不倫如きで騒ぎ立てるとか,笑止千万もいいところです。

で、為末さんですが、まあジョブ型に関しては一知半解や無智蒙昧でいい加減なことを書きまくっている連中がうじゃうじゃいるので、別にこの程度の知ったかぶりをどうこう言う必要もないでしょう。

 どうしても日本の働き方と広末さんの不倫とをこじつけたかったらこう言えば良かったと思います。

 「広末さんを不倫で無期限謹慎処分にした事務所はバカですね~。
 「私だって本当は広末さんみたいに不倫してみたいけど、色々な事情があってできないのよ。女優はやっぱりセレブだから不倫もやりたい放題なのね。くやじ~(T_T)」と本音では広末さんに嫉妬しまくっている世間様におもねっているだけなのはミエミエ。
 日本の会社では同期が出世したり、女性社員に人気があるのをねたんで足の引っ張り合いをしているというあほな事をいまだにしているらしいですが、メンバーシップ型雇用がいまだにあるからでしょう。
 そんな日本社会であれば広末さんが無期限謹慎になるのもしゃあないか(^^; 」

 こちらの方が少しは説得力はあったのではないかと(^^;
 ・・・あるわけないか(^^;

>その本質は公私の切り離しだと思いますが、日本で実現するのは難しそうです。

芸能人の仕事(特にCM)は公私を明確に分離できるのでしょうか?
この女優氏は、”ベストマザー賞”を受賞し、私生活でも "よき母" というイメージがあったと思います。そのイメージに基づいて契約したCMが放送できず違約金の問題が出ているそうです。自分の私生活のイメージに基づいて仕事を獲得し多額の報酬を得ておきながら、そのイメージに反する事実が明るみに出ると "公私の切り離し" を主張するのは如何なものかと思います。


>女優が不倫したからと言って無期限謹慎処分とか、日本はいつからイランやアフガン並みの道徳警察だらけの嫌らしい国に成り果てたんだと言いたいんだろうと思う。

この女優氏が不倫で無期限謹慎処分になったのは不倫が不法行為だからではなく、不倫がこの女優氏の顧客である ”よき母である事を評価する人(不倫はダメ!絶対)” の評価を下げたからだと思います。
収入の源である顧客の評価を下げる事を行えば、その事自体は合法であっても処分を受ける事になると思います。例えば分厚いステーキを食べる事自体は何ら非難されるべき行為ではありません。しかしヴィーガン(完全菜食主義者)向けのレシピ等で多くのヴィーガンから支持されヴィーガン向けのCMで多額の報酬を得ている人が分厚いステーキを食べている事が発覚したら、謹慎とか(CM製作者に対する)違約金の支払等の処分を受ける事になると思います。
逆に不倫が収入の源である顧客の評価に影響しなければ処分等は行われないと思います。あるバンドのリーダ(既婚者)と女性タレントの不倫が発覚した事がありました。タレントは好感度が高くて人気がありましたが、不倫で評価が下がって出演機会が減りました。一方のバンドの顧客はバンドの音楽性を評価していたので不倫の影響はなく、コンサートも予定通り行われたと思います。

偉そうに言うだけであれば、「有名芸能人」の話でもありますし、
「単なるゴシップ」の一環としての表現の自由じゃないですかね。
問題があるとすれば、そういった表現は有名芸能人のゴシップと
して許容されているに過ぎないということを解さず、正義だ、と
思っている方が少々、おられるのでは?、ということでしょうね。
公益目的なる要件が有名無実化していることの裏返しであるので
しょう。

しかし、公務員がメンバーシップ雇用だとすると、有権者様方が

 公務員の「プライベートな素行」の良・不良

に興味を持つのは当然だ、ということになりそうな気もしますね

> 愛人関係とかには大変興味があります。当該人物がその関係に費やした莫大な金品って税金ですからね。
https://twitter.com/tatekawaunsui/status/1669188549911138304

こういう風にもっていけば、ジョブ型社会の話に繋がるでしょうが
為末さんは恐らく、そういう意味で言ったものではないでしょうね

欧米で「不倫叩き」がないワケ
https://dot.asahi.com/articles/-/200026
> 欧米では、経済生活は原則「自立」です。男女とも経済的に自立して他人には頼らない。西ヨーロッパ諸国では、その自立を社会保障で政府が支えるのです。

> 顧客である ”よき母である事を評価する人(不倫はダメ!絶対)” の評価を下げたからだ

処分の話ではなく、その元になっている報道ですが、「社会的評価の低下を引き起こすのであれば、違法性阻却要件の公共性は自動的に満たされる」というのに近い状態にある訳だけど、「それで本当にいいのかな?」ということはあるかもしれないですね

> 本質は公私の切り離しだと思いますが、日本で実現するのは難しそうです。

> 画廊や展示施設で、作家につきまとう「ギャラリーストーカー」。
> 学園祭や卒業制作展などにもギャラリーストーカーが出没し、学生にとっては大変な負担となっています。
https://www.bengo4.com/c_18/n_16932/

見てもらうべきは(作家ではなく)作品なのに
なぜか、作家が人前に立つことがデフォルトに
なってることがおかしいのではないのですかね

タレントさんの場合は、作品自体に本人が出演
されているので「公私混同」を回避することは
困難ですけれど

作品を作成した学生本人がいないことで集客が
悪くなるとしても、それこそが作品自体の力で
あると認識をさせる機会を与えるべきでしょう

ルッキズムを普段から批判をしている方ならば
なおのこと、当然、そのように思考すべきです

勤務関係外の者との不倫疑惑報道で被雇用者を懲戒とは、また、大学がやらかしてますね。
まあ、訴えないとは思いますけど。というか、訴えると、双方にとってよろしくない事情を
大学が表に出さざるを得ない可能性があるのかもしれませんが、弁護士を入れて和解交渉の
余地はありそうです。一見、やらかしのようで、実は和解の結果なのかもしれませんけど。

> 東京都立大学は、同日付で64歳の人文社会学部の男性教授に「戒告」処分を下した。
> プライベートな相談に乗ることもありましたが、むしろ最近の高校生の性愛事情に関して、本人や周囲の友人たちの行動や心理を細かく取材していました。
https://smart-flash.jp/sociopolitics/274588/

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