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« 岩波新書で2022年売上第3位だったようです | トップページ | サプライチェーンにおける人権及び国際労働基準の促進に関する日米タスクフォースに係る協力覚書 »

2023年1月 5日 (木)

世にジョブ型の種は尽きまじ@日経

いやもう中身の論評は労務屋さんにお任せしますが、

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC160UV0W2A211C2000000/(ジョブ型雇用、試行錯誤 人材・賃金でミスマッチ)

https://roumuya.hatenablog.com/entry/2023/01/05/132806

なにしろ、導入企業は予定も含めて約2割と謳いながら、ジョブ型導入企業の代表格が、主要ポストを公募しても半分は応募がなかったり、基本的に職種別の賃金体系になっていなかったりするんだから、なにかジョブ型っぽいのが一滴でも入っていたらジョブ型になるんでしょうね。日経新聞の基準では。

そろそろ毎度おなじみのジョブ型噺から卒業したい気もあるのですが、これではなかなか卒業できませんな。

 

 

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コメント

テレビのニュースでも「ジョブ型」を目にする機会が普通に増えましたが、残念ながら完全に誤解や曲解の方が定着している印象ですね。非常に腹立たしい限りですが、ジョブ型が誤解・曲解されてしまう日本社会特有の磁場があることも確かだろうと思います。「なぜジョブ型雇用は誤解・曲解されたのか」で、もう一冊本が書けそうです。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
メンバーシップ型エリートと思しき方々が現代日本で冷遇されているジョブ型を熱心に推奨するのはいささか奇異に映るのですが、何らかの意図や含意があるのでしょうか。

>不勉強な大人様

 恐らくメンバーシップ型エリートと思しき方々にとっては「ジョブ型」はかつて大流行りした「成果主義」の焼き直しと言う事ではないでしょうか。
 だからメンバーシップ型エリート様の御用新聞(笑)の日本経済新聞が推奨しているのですよ、きっと。

ニューズウィーク日本版オンラインの冷泉彰彦さんの連載記事にちらりとジョブ型雇用が載っていました。

この記事の2ページ目に「1つは、社会の変革期において、「古い方法論を否定したり、破壊する」ことはしないで、つまり保守的な制度はスルーして、「新しい方法論を付け加えればいい」という発想法です。ジョブ型雇用を進めるのに、必ずしもメンバーシップ型を否定する必要はなく、旧式の人事制度で低生産性にあえぐ伝統企業を横目に、「しれっと」ジョブ型を成功する事例が増えれば良いのかもしれません。」と書いてあるのがそうです。

https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2023/01/post-1299_1.php
「新旧交替ではなく追加で成長してきた日本社会」

まあ、確かにそれが現実的なのかもしれないですが。
この記事だけでは冷泉さんの言う「ジョブ型」がメンバーシップ型エリート様の御用新聞、日経新聞の言うそれと同じかどうかは不明です。

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