浜田敬子『男性中心企業の終焉』
浜田敬子さんから『男性中心企業の終焉』(文春新書)をいただきました。文春新書で女性問題といえば、かつて『働く女子の運命』なんて本を書いた奴もいましたなあ、と思っていると、「おわりに」の最後に、
・・・私がウェブメディアに書いた記事を読んで書籍化の話を持ちかけてくれた文藝春秋の鳥嶋七実さんには、二十年あまりの取材を振り返りまとめる貴重な機会をいただきました。
とあって、おお、これも鳥嶋さん担当の女性本でしたか。
浜田さんは朝日新聞に入社後、AERA編集長として活躍した後、ネットメディアのビジネスインサイダーの編集長を務め、今はフリーですが、朝日時代の自らの働き方を振り返りつつ描き出す日本の労働社会の絵図は痛切です。
なお、本書には『文藝春秋オピニオン2023年の論点100』のミニチラシが挟まっていますが、こちらは11月7日発売予定だそうです。
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