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2022年9月21日 (水)

ベルギーの労働組合の三原色

Se13

これはベルギーの首都ブリュッセルの真ん中にあるモネ劇場の前の広場に、労働組合のデモ隊が集まった写真です。ここのところの急激なエネルギー価格の高騰を受けて、賃上げを抑制する賃金法の撤廃を求めて大集会ということのようですが、ここでは写真を彩っている「色」に注目。

https://socialeurope.eu/belgium-heat-rising-over-cost-of-living

手前の集団は赤い服を着て、赤い旗を振り、赤い風船を浮かべています。中間の集団は青い服を着て、青い旗を振り、青い風船を浮かべています。向こう側の集団は緑色の服を着て、緑色の旗を振り、緑色の風船を浮かべています。ちょうど光の三原色に相当する赤、青、緑は、それどれ、ベルギーの三大労働組合のシンボルカラーです。

赤は社会主義系労働組合(Fédération Générale du Travail de Belgique (FGTB)、Algemeen Belgisch Vakverbond (ABVV))、青は自由主義系労働組合(Centrale générale des syndicats libéraux de Belgique (CGSLB)、Algemene Centrale der Liberale Vakbonden van België (ACLVB))、緑はキリスト教系労働組合(Confédération des syndicats chrétiens (CSC)、Algemeen Christelijk Vakverbond (ACV))ですが、別にイデオロギーや宗教で喧嘩をするわけではなく、労働者の権利利益のために仲良く一緒にデモをしています。

労働組合というのはそういうものなのですよ。

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コメント

 キリスト教系労働組合でググって見ますと「コトバンク」などに掲載があります。それ相応に勢力のある労組のようですね。
 日本でキリスト教系労働組合がほとんど知られていないのはやはり⓵日本のクリスチャンが人口1%の超少数派である②キリスト教に敵対的なマルクス主義が日本の社会主義運動・労働運動を牽引する時代が長く続いた、の二つの理由でしょう。②も⓵の事情故にマルクス主義が社会主義運動・労働運動を主導せざるを得なかったというのはありそうですね。

思想、考え方、信じるものが異なる動労者を排除しているのでは、労働者の利益のために「団結してがんばろう!」という掛け声がむなしくなりますね。

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