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2022年4月 7日 (木)

濱口桂一郎氏が考える『人事の企み』の読みかた

Book 海老原嗣生さんが日経BPのオンライン上で連載してきた『人事の企み』が今月にも書籍として刊行されるということで、その巻末解説(にはなっていない代物)を書かせていただいたのですが、その本が本屋さんに並ぶ前に、一足先にオンラインで公開されるということになったようです。

https://project.nikkeibp.co.jp/HumanCapital/atcl/column/00058/040400040/

 『人事の企み』書籍化にあたり、私が師と仰ぐ雇用のご意見番、独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)研究所長の「hamachan」こと濱口桂一郎氏に解説をいただきました。今回は書籍発行に先立って公開します。

 師匠に解説をしていただけるなんて、この連載をやっていて一番のご褒美です。今までの稿料返します(嘘)。内容もお褒めと叱咤が相半ばするところで、これを読めば読者の皆さんも、自由に意見を言いたくなるのではないですか。まさに、議論の糸口! 

てなことを海老原さんは言ってますが、その実はこういう代物です。

 はじめに一言お断りを。これは完全なミスキャストです。本書の解説を濱口桂一郎などという奴に書かせるという人選は。

 前作の『人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ』であれば、ほぼ志を同じうする友軍として、世にはびこるもっともらしいインチキジョブ型論を撃滅するその勇猛果敢を称揚する解説文になったことでしょう。まあ、それはそれでどれだけ意味があるのか分かりませんが。

 ところが本書は、今読み終わった読者諸氏もお分かりのように、徹底して人事労務の実務―「戦略」などという偉そうで役に立たない代物ではなく、まさに人事の現場の「戦術」「作戦」―を伝授しようとしている本です。

 ということは、ばばっちい古文書と横文字の謎文書を持ち出して知ったかぶったかしているだけの濱口桂一郎などという野郎がしゃしゃり出る余地はほとんどないということです。だって、自慢じゃないけど、40年近くの職業人生の中で、人事労務実務に直接携わったことなんて一度もないんですからね。あえて言えば、直近数年間は職場の管理者として否応なしに人事に(も)関わらざるを得ず、メンバーシップ型組織の矛盾を(改めてしみじみと)感じることも多いのですが、それって日本中の何万という管理職諸氏が日々感じていることとなんら選ぶところはなく、本書の解説をする上でなんら取り柄になるようなものではありません。

 なので、これから書くことは、解説になっていません。ただの感想+妄言です。読み終わってから文句を言われないように、あらかじめ釘を刺しておきますね。・・・・・

 

 

 

 

 

 

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コメント

タイプA、B、Cという記号の割り振りはミスリーディングな感じがしますね。

何か、グラデーションが現実にある訳ですが、そのどこにおいても、そこそこ
それなりに機能するのが世界標準のジョブ型である。一方で、中間のどこかの
一点に集中しているときはタイプCが極めて有効ではあるが、そうでない場合、
タイプCで対応をしようとすると、かなり苦しいことになる、という訳ですが。

中間のどこかの一点に集中しているという状況をあえて作り出すことができる。
そういう信念のようなものがあるのかもしれませんね。

すみません。訂正いたします。タイプC→日本型で

中間のどこかの一点に集中しているときは、「日本型」が極めて有効である

となります。


メンバーシップ型であろうと
ジョブ型であろうと
その亜流であろうと
課題はあるわけです。

で、前提条件として
問題は、今のままの日本で良いのですかということなんですな。

つまり
メンバーシップ型が、というよりメンバーシップ型のよき部分がしっかり機能していれば
日本がこんなに停滞しないよね
というところからのスタートですよね

というところがまずオーソライズされないと
枝葉の話になった時に
いや、ジョブ型はこれこれこういうところが問題だ
で終わっちゃうし、いわゆる日本型のジョブ型(笑)みたいな
話になるだけだよね

もっともニッポン凄い教の人や
コンサルあたりでエセジョブ型導入者あたりからみたら
そもそもの前提条件が納得しないところなんだろうけど

なるほど

> メンバーシップ型社会の感覚にどっぷり浸かっているのであれば、スタートアップ企業に雇われて就労する労働者は起業家みたいな者に見える
> シューカツ産業にいいように操られて「テレビ広告でよく見かける企業や、企業家精神にあこがれ」たり、「マスコミによく登場し経営について弁舌さわやかな言辞を弄している経営者」にあこがれたりしている
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2022/04/post-45458b.html

> どこかの一点に集中しているという状況をあえて作り出すことができる。そういう信念のようなものがある
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2022/04/post-5ea23e.html#comment-121307410

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