北陸経済研究所でジョブ型について講演
一昨日(18日)、北陸経済研究所の講演会で「ジョブ型雇用の誤解とメンバーシップ型雇用の矛盾」と題してお話をしましたが、それが地元の北日本新聞に載っていたようです。
北陸経済研究所の新春講演会は18日、富山市のカナルパークホテル富山であり、労働政策研究・研修機構(東京)の濱口桂一郎労働政策研究所長が「ジョブ型雇用」をテーマにリモートで講演した。オンラインを含め北陸3県の企業経営者ら約100人が参加した。
濱口氏はジョブ型雇用について「産業革命以降の企業における基本的な雇用形態であり、日本を除く諸外国で取り入れられている」と説明。その上で「ジョブ型は成果主義ではなく、さまざまな問題が即座に解決するものでもない」とし、まず正しく理解することの大切さを訴えた。
ジョブ型雇用は、職務内容をあらかじめ明確にし、そのスキルを持つ人を採用する雇用形態を指す。一方、日本企業では、スキルを持たない人を採用して育てる「メンバーシップ型雇用」が主流になっている。
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