昨日、ハラスメントで労働政策フォーラム
昨日、ハラスメント対策をテーマに労働政策フォーラムを開催しました。
わたくしはパネル・ディスカッションの司会を務めただけですが、なかなか面白いやりとりになったと思います。アドバンスニュースさんが速報してくれているので、そちらを引用させていただきます。
https://www.advance-news.co.jp/news/2022/02/post-3775.html
労働政策研究・研修機構(JILPT)の労働政策フォーラム「職場環境の改善~ハラスメント対策」が10、17の両日、オンラインで開かれた。パワーハラスメントについては労働施策総合推進法の改正により、20年6月から大企業に適用され、この4月から中小企業にも適用される。企業は防止に向けた義務を負うが、パワハラと「指導」「教育・訓練」との線引きに苦慮する職場が多く、関心は高い。
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17日のパネルディスカッションでは、「線引き問題」が主要論点となったが、「寸劇、事例動画、ロールプレーなどを通じて社員に理解してもらう」(長井氏、鴨下氏、ベルシステム24の井木尚洋氏)手法が有効な点を示唆。しかし、「基本的に人が不快になるようなコミュニケーションは是正が必要」(森内氏)、「当事者のプライバシーに配慮して事例を公開する」(長井氏)、「具体事例を積み上げていくしかない」(鴨下氏)など、パワハラ特有の解決のむずかしさを示唆する発言が相次いだ。
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