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2022年1月 9日 (日)

日本的特色のある「サービスしてよ経済化」「サービスしまっせ経済化」

過去数十年にわたって、世界でサービス経済化が進んできたけれど、日本におけるそれはかなり特殊なものだったのではないか。やや皮肉を込めて、日本的特色のあるサービス経済化とでも言いたくなるようなものだったのではないか。

それは、アカデミックな文章語ではあまり表面に現れないが、日常言語では極めてありふれた言い回しである「サービスしてよ」とか、「サービスしまっせ」という表現に滲み出ている、無料とか、安価といった意味合いが限りなく染み込んだ、そういう「サービス経済化」であったのではないか。

その結果、世界共通のサービス経済化が、日本においては、低価格、低賃金の、いわば「サービスしてよ経済化」「サービスしまっせ経済化」をもたらすことになったのではなかろうか。

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コメント

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ですね。

会社に入った年に職場の同期で忘年会を行いました。忘年会コースだったので多くの料理が出てきましたが、途中で店の方が "これはサービス致します" と言って大皿料理(エビチリ?)を持って来ました。
”こんな料理を追加で(無償)提供してくれるとは、なんて太っ腹な店だ!” と全員感激して食べ始めましたが、取り分け道具を持って戻ってきた店の方の唖然とした表情は今でも覚えています。

とある大阪のラジオ番組で、飲食店のサービスが話題になっていました。飲食店で「サービス料」という名目で料金を取ったり、「お通し」サービスが有料だったりすることに対して、「全然サービスちゃうやん!」と。

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