当面のイベントいくつか
新日本法規財団無料セミナー 日本型雇用の課題とこれからの雇用社会~昭和的働き方から脱却せよ~
https://www.sn-hoki.co.jp/seminar/seminar1754972/
2021年11月29日[ライブ配信]
■倉重 公太朗(倉重・近衛・森田法律事務所)
■白石 紘一(東京八丁堀法律事務所)
■濱口 桂一郎(独立行政法人労働政策研究・研修機構)
■芦原 一郎(弁護士法人キャストグローバル)第1部 ジョブ型雇用の誤解とメンバーシップ型雇用の矛盾(40分)[講師]濱口桂一郎氏
昨今流行している浅薄な「ジョブ型」論の誤解を暴いた上で、日本的なメンバーシップ型雇用が様々な労働法分野で矛盾をもたらしている姿を描き出します。第2部 雇用改革のファンファーレ(40分)[講師]倉重公太朗氏
日本経済低迷の根幹にあるのは、閉塞的な日本的雇用システムにあるのではないかという指摘も多くされるようになってきました。雇用の流動性が低く、働きがいが見いだせない中で、企業として、個人として、ひいては日本の雇用社会として、どのような方向性を目指すべきなのか。これからの雇用社会について、考え、ディスカッションできればと思っております。以前は解雇規制の「か」の字を出しただけで議論にならない程でしたが、真剣に未来のために何をすべきなのか、堂々と語っていきたいと思います。是非、一緒に考えましょう。第3部 人事と“市場”の接続へ向けて(40分)[講師]白石紘一氏
日本型雇用の一つの特徴として、内部に閉じた労働市場がありました。もっとも、最近では、労働市場はもちろんのこと、資本市場においても、雇用・労働に対する外部からの注目が高まっており、人事としても、外部への情報発信を一層心掛ける必要が出てきています。本セミナーでは、昨今、具体的にどのような制度が設けられているのかなどをご紹介します。第4部 パネルディスカッション「日本型雇用の何が残り、何が変わるか」(45分)
[モデレーター]芦原一郎氏 [パネリスト]濱口桂一郎氏、倉重公太朗氏、白石紘一氏
筋書きのないパネルディスカッションです。時間の許す限り、視聴者の皆さんの意見や感想、質問なども積極的に取り入れていきたいと思います。パネラーと視聴者が、日本型雇用の実態と問題点、あり方について、具体的なイメージを共有し、今後の企業経営や組織運営のヒントをできるだけたくさん得られるように運営したいと思います。
明治大学国際労働研究所 設立記念講演会
https://www.isc.meiji.ac.jp/~itls/report/
2021年12月4日(土) 午後4時から6時
1. 主催者挨拶 石井 知章(明治大学国際労働研究所代表)
2. 記念講演
〇 テーマ「デジタル時代の労働法のフロンティア」
〇 講師 濱口 桂一郎 氏(労働政策研究・研修機構労働政策研究所長)
〇 コメンテータ 山崎 憲 氏(明治大学経営学部准教授)
〇 講演要旨
▼ デジタル時代の労働社会の行方
▼ フリーランス問題の歴史と現状
▼ 諸外国やEUのフリーランス問題への対応状況
▼ 人工知能(AI)の採用から労働者管理への利用がもたらす問題
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新日本法規のセミナー、濱口さんの報告が断然面白かったですね。やはりその人の立場性というものが報告にも反映されるというか。倉重さんの報告は聞いていてどうしても使用者側弁護士という立場が前面に出ていて、僕からするとちょっとなあ、というところはありました。いやまあ無責任にあれこれ放言してもよろしくはないのですが。それにしても日本的雇用慣行がいかに不思議なものなのかというところは学歴差別の問題にも典型的に表れているような。こんな不思議な話はありえないといつも感じます。
投稿: 希流 | 2021年11月30日 (火) 14時58分