坂井豊貴さんが朝日新聞で書評
本日の朝日新聞書評欄で、坂井豊貴さんが『ジョブ型雇用社会とは何か』を取り上げています。
https://book.asahi.com/article/14484997
日本では通常、雇用契約に職務が記載されない。その組織で働くことが書かれているだけで、どんな職務に就くか分からない。それは使用者の命令によって定まる。こうした契約をメンバーシップ型という。これと対照的なのは職務が記載されているジョブ型だ。・・・・
と、本書の内容を的確に要約していただいたうえで、最後に
・・・・著者はジョブ型とメンバーシップ型の区別を起点として、日本や他国の労働市場の特徴を、鮮やかに説明する。読者は「ジョブ」の概念をつかむことで、読む前とはまるで別の社会像が見えてくる。瞠目(どうもく)の読書体験である。
と評価していただいています。「瞠目」という言葉で評していただいたのは初めてだと思います。
瞠
[音]ドウ(ダウ)(慣) [訓]みはる
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コメント
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私も今朝朝日新聞の書評を読みました。
坂井先生、良く分かっていらっしゃると思いました。
蛇足ながら国家予算がどうだらこうだらとトンチンカンな事を言っている池戸万作氏とえらい違いですね。
池戸氏は一応同志社大学をご卒業され、MARCHの一つで経済修士の学位を得たとか。
私も一応MARCH卒ですが、これを見た時はOBとして悲しくなりました。
hamachan先生をdisった極左党派に多摩山中に押し込められてとうとうここまで堕ちたか…。
投稿: balthazar | 2021年11月20日 (土) 18時19分