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2021年11月12日 (金)

坂倉昇平『大人のいじめ』

9784065260944_obi_w 坂倉昇平さんの『大人のいじめ』(講談社現代新書)をお送りいただきました。

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000358292

職場のいじめで
精神障害を発症した件数が、
この11年で10倍に!

膨大な数の「いじめ・嫌がらせ」相談を受けてきた著者が、
実例を紹介しながら、その背景を分析。

長時間労働、重い仕事の負担……、
過度な圧力に晒された職場で、多発!

●9年連続で、「いじめ・嫌がらせ」が労働相談1位
●トヨタ、三菱など大企業で相次ぐ、いじめによる自死
●いじめのある職場は、長時間労働の割合が2倍以上
●約5割の会社が、いじめを放置
●過酷な職場で起きる、ガス抜きとしてのいじめ
●いじめが一番多いのは、「医療・福祉」の職場
●「発達障害者」へのいじめが、5年で5倍に増加
●「生産性」の低い労働者が、「いじめても良い」対象に
●近年の職場いじめは、経営の論理を内面化した同僚らによって、「自発的」に行われる
●会社・上司に相談する前に、「録音」など証拠集めを

職場いじめは、日本社会の構造的問題だ!!

POSSEの坂倉さんがいじめの本を出しました。恐らく最初は「職場のいじめ」という風なタイトルだったのが、出版社の意向で「大人のいじめ」になったんだと思われます。職場以外の大人のいじめが出てくるわけではありません。

当然のことながら、POSSEやサポートユニオンの活動で直面した様々なケースがこれでもかと並べ立てられ、それらをもとに議論が進んでいきます。

私自身、かつて労働局のあっせん事案の文書を一つ一つじっくりと読み込んで報告書にまとめたこともあるので、坂倉さんの提示するケースのあれこれに、もちろんそんなはずはないのですが、結構既視感を感じるものもありました。

ILOで条約が作られなければならないくらい、職場のいじめ、ハラスメント、暴力といったことは世界中で蔓延している現象ではあるのですが、でもやはり日本独特の背景もあり、その辺は第6章の4節のあたりでちらりと論じられています。

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