フォト
2021年12月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 『週刊エコノミスト』10月12日号 | トップページ | 鎌田耕一『概説 労働市場法 第2版』 »

2021年10月 1日 (金)

上司「AIが決めたことだから」@溝上憲文

Img_a2329b4367f350b0b5f4b6211d9710d49981 プレジデントウーマンに溝上憲文さんが「上司「AIが決めたことだから」人事評価と賃金の決定がブラックボックスになる恐怖」というコラムを書いています。

https://president.jp/articles/-/50447

採用・人事の分野でもAIの導入が進んでいる。AIの判断をうのみにしていいのか。人事ジャーナリストの溝上憲文さんは「予測結果に誤差が入り込む可能性があり、対象となる個人に不当な差別など不利益を与えるリスクもある」という――。

AIと労働問題というと、どうしてもフレイとオズボーンが言ったAIで雇用が失われる論ばかりに注目が集まりますが、むしろAIによる採用や人事管理の判断がブラックボックス化してしまうことへの危険性が、労働法や労使関係の観点からも重大なものを孕んでいます。

この溝上さんのコラムは、いろんなところに取材して、何が起こっているかを伝えています。

最後のページでは、私の先日のリサーチアイなども引用しつつ、EUがこの4月に提案したAI規則案を紹介し、こう述べています。

採用の際のスクリーニングや面接試験でのAI予測、昇進や成果など給与に関わる人事評価は、すでに紹介したように日本でも行われている。規制案ではリスクマネジメントシステムの設定やデータガバナンスの確立義務のほか、ユーザーへの透明性と情報提供義務や人間による監視義務なども盛り込まれている。規則案が成立すれば、企業はGDPR同様に大きな打撃を受けることになる。

EUは法規制によってAI予測が招く働く人たちの権利保護と人権侵害から守ろうとしている。それに対して日本は個人情報保護法を含めて法整備がかなり遅れている。AI予測がもたらす不利益を排除するルールを早急に構築すべきだろう。

 

 

« 『週刊エコノミスト』10月12日号 | トップページ | 鎌田耕一『概説 労働市場法 第2版』 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 『週刊エコノミスト』10月12日号 | トップページ | 鎌田耕一『概説 労働市場法 第2版』 »