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« 『日本労働研究雑誌』2021年9月号(No.734) | トップページ | 首都圏青年ユニオン連合会の第三のおしごと »

2021年8月26日 (木)

労働価値説は経済学の真理@ヨニウム

あのヨニウム氏がわたくしをネオリベと並べて批判しているというので見に行くと、

https://twitter.com/yoniumuhibi/status/1430372307537592321

価値の実体は労働である、とマルクスは言った。このマルクスの労働価値説に対して、この間ずっと、ネオリベや濱口桂一郎が揶揄や罵倒を放って否定し、口汚く貶めて排斥してきたが、こうしてその正しさが証明され、経済学の真理として説得力をもって響いてくる。 

ふむ、中国共産党やタリバンを熱狂的に支持するヨニウム氏は、労働価値説を堅持する断固たるマルクス主義者でもあったようです。「経済学の真理」ときたよ。

それにしても、いま現在マルクス系の人も含めて、正面から経済学的に厳密な意味での剰余価値理論を奉じている経済学者というのはどれくらいいるのでしょうか。メタファーとしてではなく。

一方、リンク先の記事からすると、日本の物価が安いのは賃金が低いせいだという近頃よく言われている話のようで、それがどう経済学的な労働価値説とつながるのか?などとヨニウム氏に問い質すような愚かな真似は誰もしないでしょうが、これはこれで極めて重要な話であり、なにゆえに労働側が弱体化してきたのかという問題は、それこそ(こちらのコメント欄で暴れている「中国」さんは毛嫌いしているようですが)ピケティの議論から始まって、いろいろと論ずるべきネタはありそうです。

 

 

 

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コメント

ピケティが社会主義者で左翼なのはしょうがないが、19世紀的階級論を奉じるあまり中道・リベラル・中間層に対するヘイトスピーチをしているがダメなの。

それにピケティやサンダース、英労働党極左派、フランス極左、ドイツ左翼党らの親露・親ベネズエラ傾向が中道左派や中道右派から批判されているのはどうすんですか。

中国が悪いというならピケティら極左系の親露傾向も断罪すべき

中国もこのまま「格差」を放置していたら共産党の支配自体が危うくなるということで
「極左」っぽいことをやりだしたね
               ↓
●「みんなで豊かに」習近平提唱の新目標に怯える大企業と富裕層
   ~共同富裕実現のための「三次分配」、富を収奪し慈善事業を強要か
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66641?utm_source=editor&utm_medium=mail&utm_campaign=link&utm_content=top

果たしてうまくいくのだろうか?

マルクスの労働価値説が現代のマルクス経済学者によって、いかに理解されているかということについて、私は 故 高須賀 義博 先生の「鉄と小麦の資本主義――下降の経済学」(世界書院、1991年)でだいたいのところを勉強させていただきましたが、さらに厳密に数学的に理解したいというのならば、当然 故 置塩 信雄 先生あたりの著作にチャレンジすべきでしょう(hamachan 先生のブログにも登場されている、松尾 匡 先生は置塩先生の晩年の弟子になりますね)。

 かつてのいわゆる「マルクス主義」全盛時代には、労働価値説を認めるかどうかが労働者階級の立場に立っているかどうかを見分けるための試金石である、と言われていたりもしていたわけですが、この理論の持っている現実の経済・社会への直接的なインプリケーションはあまり大きいものではなく、松尾先生であれピケティ(主著はLe Capital au XXIe siècle ちなみに、マルクスの主著の方はフランス語でLe Capital)であれ、マルクスから知的影響を受けている現代のまともな学者で、労働価値説から直ちに政策上の一定の結論が引き出せるなどと考えている人は誰もいないと断言していいでしょう。

 ピケティ先生を見習って申し上げるとすれば、お互い、頭の中身はきちんと21世紀、それも2021年現在に更新しておくことを怠らないようにしましょう、ということになりますね、自戒をも込めて。

>松尾先生であれピケティ(主著はLe Capital au XXIe siècle ちなみに、マルクスの主著の方はフランス語でLe Capital)であれ、マルクスから知的影響を受けている現代のまともな学者

ここ笑うところですかw
親露・親ベネズエラの極左系政治界隈とつるんでいるピケティや、「国債を刷って財源にしろ」「財源はいくらでもある」「消費税増税はバラモン左翼」などという界隈の首謀者である松尾匡がまともということは断じてない。

ほれ、消費税増税支持者をバラモン左翼呼ばわりしてるぞ!もっと怒れ!
しかし、属人的理由から、濱口氏は松尾を批判せず、消費税減税ポピュリズムの蛮行を枝野先生に擦り付けて歴史修正している。

ヨニウムが嫌いなんだなーってのは分かった
ちょっと昔にはイケノブ批判?の記事がけっこう上がってたな
でも税制や労働の個別政策では濱口/イケノブより濱口/松尾匡のほうが圧倒的に対立があるのではないか
人格面の好き嫌いが大きいのかな

MMT、マル経、自称ソーシャル、ポピュリスト左翼らの主張とネトウヨの主張がまるで区別できない。
まとめてゴミ箱にすてて、まじめに市場経済や自由を守ろうとするリベラルと保守だけで話し合ってほしい。

「中国」さんはこうおっしゃる

>中国が悪いというならピケティら極左系の親露傾向も断罪すべき

でもピケティって親露派なの?
新刊では、ロシアを「少数独裁による収奪政治の吹きだまり」と批判してるらしいんだが
             ↓
●検閲するなら中国語版はなし、ピケティ氏と中国出版社が対立
 https://www.afpbb.com/articles/-/3302201

> 中国が問題視している箇所は共産主義およびポスト共産主義社会を扱った章で、その中で
>ピケティ氏はロシアの「少数独裁による収奪政治の吹きだまり」と中国の「金権政治」を批判
>している。

----------

> また他の箇所ではロシア、中国、一部の東欧諸国は「ハイパー資本主義」の「頑強な同盟国」
>になったとも指摘。「これはスターリン主義と毛沢東主義、その結果として、すべての国際的な
>平等主義の志を拒絶した直接的な帰結である」と批判している。

ピケティ本人が新刊『資本とイデオロギー』について語ってるページがありました
(全3回---第2回の途中から有料)
            ↓
【ロングインタビュー】トマ・ピケティの語る新刊『資本とイデオロギー』論点
 新刊『資本とイデオロギー』の要旨をピケティ本人が解説
 https://courrier.jp/news/archives/180221/

(インタゲ派以上の強い意味での)リフレ派が改心すると、ピケティみたいな方向に行くのは、自然なのかも。
それでも、「一部、大きな間違いがありました」と言うのも気が引けるんでしょう。

>(インタゲ派以上の強い意味での)リフレ派が改心すると、ピケティみたいな方向に行くのは、自然なのかも。

改心してないじゃん
右の政府万能論から左の政府万能論に移っただけ
カルト宗教間の信者の移動だよ

>「これはスターリン主義と毛沢東主義、その結果として、すべての国際的な
>平等主義の志を拒絶した直接的な帰結である」と批判している。

そりゃピケティら自称真の左翼wから現実的wな社会主義の体制や、選挙で勝つ方策が出てこないから、結果平等主義が拒絶されるのは当然じゃん。

よく小中の社会科で学習する「ソ連は努力や才能に関係なく平等だからやる気が無くなってダメになった」という通俗的な(しかし、核心を突いている)批判を、21世紀の左翼は乗り越えられない。

だからメリトクラシーが差別で倫理がどうのバラモンがどうのという道徳論に逃げることしかできていない。

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