フォト
2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« シングルマザーの労働法政策@『労基旬報』2021年7月25日号 | トップページ | 左右の全体主義その2 »

2021年7月19日 (月)

グローバルな進歩派へ@ミラノヴィッチ

Brankomilanovic 最近『資本主義だけが残った』も話題のブランコ・ミラノヴィッチが、おなじみのソーシャル・ヨーロッパで、「Towards global progressiveness」というエッセイを書いています。グローバルな進歩派に向けて、といったところでしょうか。

https://socialeurope.eu/towards-global-progressiveness

その冒頭近くで、そもそもその「プログレッシブ」ってどういう意味なんだ?という問いに対して、こう答えているんですが、

‘Progressive’ is meant to include all those who identify with broad left-wing movements, from Marxists to social democrats even up to the fringes of liberals (in the American sense of the term). ‘Global’ is supposed to cover issues that can, at least in principle, be acted upon or actively pursued at the global, as opposed to national, level.

「プログレッシブ」とは広範な左翼運動にアイデンティファイするすべての人々を含む。マルクス主義者から社会民主主義者まで、さらにリベラルのはじっこに至るまで・・・

え?リベラルのはじっこ?そう、わざわざカッコ書きで「この言葉のアメリカ的な意味において」と注釈を入れています。

これがまっとうなヨーロッパ型左翼の言語感覚ですね。本来、リベラルってのは自由市場主義の右翼なんだが、アメリカでは言葉遣いがひっくり返っているものだから、リベラルのはじっこも進歩派の一翼に入れようというわけです。

もう百万回本ブログで言っているけれども、全然世の中に伝わらない話です。

 

 

 

« シングルマザーの労働法政策@『労基旬報』2021年7月25日号 | トップページ | 左右の全体主義その2 »

コメント

リベラル性を持たないヨーロッパ左翼、例えばコービンなんかレイシズムとヘイトと全体主義を取り入れまくって極右化し党員資格停止(現在はヒラ議員として復帰)

ヨーロッパ左翼を持ち上げ、日本のリベラルを悪魔化してきた濱口氏だが、昨今のヨーロッパ左翼(サンダース派のアメリカ進歩派も含む)の過激化・全体主義化・衰退を見ると、リベラル性を持たない分配・社会保障・平等思想は、容易に社会主義・共産主義・全体主義に堕することが証明されたように思える。

「リベラル(自由)」を否定し、社会・統制との間で踏み絵を迫る欧州左翼が果たして正しいのか。
欧州の左右の在り方を正統とし、それにまつろわぬ日本の政治勢力を異端とする一部社会保障界隈の言論空間は、オワコンだし、そんな文化的帝国主義は廃棄すべきと考える。

濱口氏の言うような「リベラル」を「右翼」とし、二元的に考えるあり方に従えば、左翼とは純粋なる全体主義としか言いようがない。そのような思想の結末は、衰退と破壊ではないのか?

市場・勤勉・能力といったものを否定せず、リベラル性を前提とした意欲を損なわない穏健な社会保障こそ望ましいのではないか?

ソーシャル対リベラルだからリベラルは右翼なんだ!というのは端的に言って嘘です。

ソースはフランスの共和党、国民連合に関する新聞記事。
共和党はリベラルではない右翼、国民連合は大きな政府で統制的な経済政策であっても左翼ではない極右。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« シングルマザーの労働法政策@『労基旬報』2021年7月25日号 | トップページ | 左右の全体主義その2 »