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2021年7月 2日 (金)

田中淳子『事例で学ぶOJT』

1931ojtthumb1166x1654432 経団連出版の輪島忍さんより、田中淳子『事例で学ぶOJT 先輩トレーナーが実践する効果的な育て方』(経団連出版)をお送りいただきました。

https://www.keidanren-jigyoservice.or.jp/pub/cat6/731f3b9964f77e61ee119a3b7da03af943d243fd.html

OJTトレーナー制度は、新入社員の早期育成を目的とする仕組みですが、新人を育てる過程でその育成に携わるOJTトレーナーの能力開発にも効果があることから、多くの企業が取り入れています。
また、新人に関わる多くの人が「育てる」ことに関心を持ち、やがてその職場では、「人が育つ」環境が整えられていくことも意図していると言うこともできます。
つまり、「新入社員の育成」「OJTトレーナーの成長」「人を育てる文化の醸成」を目指す仕組みが、OJTトレーナー制度です。
本書は、OJTトレーナー研修に長年、携わってきた著者が、部下を育てるマネージャやリーダー、新入社員自身、そしてOJTトレーナーから見聞きした様々な育成事例を一書にまとめたものです。
自社だけではなかなか得られない具体的で多様な事例を収録するとともに、多くの事例を通じて育成の現場が抱える問題などもイメージできることから、業界や企業を超えてご活用いただけます。
後輩指導の手引き、実務書としておすすめします。 

OJTといえば日本的な人材育成の代表格ですが、現場が忙しくてなかなかじっくりとOJTに手間をかけられなくなってきたことを反映してか、人事部が主導して先輩社員をOJTトレーナーとしてアサインし、取り組む傾向が出てきたようです。

そうしたOJTトレーナー向けに、とても細かいところまであれこれと助言してあげようという本ですね。

第Ⅰ章 OJTトレーナーの役割
OJTトレーナーにふさわしい年齢は?/自分の指導に自信がもてない/OJTトレーナーも成長目標を設定する

第Ⅱ章 周囲を巻き込み、みんなで育てる
周囲の協力を上手に得るには?/OJT未経験の職場でも大丈夫/ちょっとした仕事を用意しておく/残業させるかなどの方針も決めておく

第Ⅲ章 新入社員と信頼関係を築く
新人配属初日の注意事項/新入社員がうれしいこと、戸惑うこと/信頼されるOJTトレーナーになるには?/「一癖ある人」の情報は伝えるべきか?

第Ⅳ章 業務の教え方と質問対応
仕事を「教える」ポイントは?/説明上手になりたい/質問にどのように対応すればよいか?/同じことを何度も聞いてくる

第Ⅴ章 社会人としての基本を学ばせる
コミュニケーション力をつけさせるには?/「報連相」を教える/価値観や「マインド」を伝えたい/気働きを教えたい

第Ⅵ章 経験学習を生かす
仕事の厳しさを実感してもらいたい/当事者意識が育つ経験/失敗経験から学ばせたい/希望する仕事を経験させてみる/仕事にやりがいを感じてほしい

第Ⅶ章 仕事の取り組み方を教える
仕事の目的を意識してほしい/優先順位をつけた段取りができない/言われたことしかやらない

第Ⅷ章 新入社員との1on1ミーティング
配属先に不満を漏らす/同期と比べて焦っている時は?/成長を自覚させたい

第Ⅸ章 フィードバックと振り返り
上手に褒める/「褒める」と「だめ出し」どちらが効果的?/注意をすると笑ってごまかす人には?/OJT成果を共有する「成果報告会」

この最後の第9章は、下手をするとパワハラといわれかねないけどきちんと伝えるべきことを伝えるにはどうしたらいいのかという先輩社員の悩みに寄添ったような項が一杯あります。

64 叱るポイント、注意するコツ

65 注意をすると笑ってごまかす人には?

66 すぐ、ふて腐れる人には?

なかなか大変です。

 

 

 

 

 

 

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コメント

著者の田中淳子と申します。検索していたら、こちらにたどり着きました。取り上げてくださり、ありがとうございます。 一言お礼まで。

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