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2021年7月11日 (日)

エッセンシャルワーカーへのいやがらせ

7月9日、JILPTが「新型コロナウイルス感染症の感染拡大下における労働者の働き方の実態に関する調査」という記者発表をしていますが、これはいわゆるエッセンシャルワーカーに関わる労働問題の調査結果です。

https://www.jil.go.jp/press/documents/20210709.pdf

―新型コロナ感染拡大下で「業務の継続を求められている分野の労働者(いわゆる、エッセンシャルワーカー)」において、職場で感染リスクを感じた労働者は、「医療業」で 8割弱、「社会保険・社会福祉・介護事業」で 7 割強、「生活関連サービス業」で 7 割弱―
―いやがらせ、誹謗中傷などの迷惑行為を受けた労働者は、「医療業」「生活関連サービス業」でともに 7.4%、「社会保険・社会福祉・介護事業」で 5.4%と相対的に高い-  

いろいろと興味深い結果が出ていますが、ここではやはりいやがらせ・誹謗中傷などの迷惑行為の状況について:

 <企業調査、労働者調査:新型コロナ下において、迷惑行為を受けた労働者は、「医療業」「生活関連サービス業」でともに 7.4%、「社会保険・社会福祉・介護事業」で 5.4%と相対的に高い>

企業調査では、「緊急事態宣言下(2020 年4月~5月)」において、事業所に対していやがらせ、誹謗中傷などの迷惑行為を受けた経験がある企業割合は 3.4%となっている。業種別にみると、「宿泊・飲食サービス業」が9.7%と最も高く、次いで、「生活関連サービス業」(7.8%)、「医療業」(5.2%)、「社会保険・社会福祉・介護事業」(3.2%)などが続いている(p5、図表 1-4)。迷惑行為を受けた相手としては、「事業所のある地域の住民」が 45.9%と最も高く、次いで、「事業所の利用者」(36.8%)、「従業員の関係者」(15.7%)などとなっている(p6、図表 1-5)。一方、労働者調査では、「自身が迷惑行為を受けた経験がある」とする労働者の割合は 4.2%となっている。業種別では、「医療業」(7.4%)、「生活関連サービス業」(7.4%)、「社会保険・社会福祉・介護事業」(5.4%)で相対的に高い(p6、図表 1-6)。迷惑行為を受けた相手については、「顧客や利用者」(46.3%)が半数弱を占め、次いで、「勤め先の地域住民」(31.9%)、「自宅の地域住民」20.1%などとなっている(p7、図表 1-7)。

感染リスクにさらされながら、精神的・身体的負担いずれも高い中で働くエッセンシャルワーカーに対して、これだけの数のいやがらせ行為がされていたというのは、もっと注目され論じられていいことだと思われます。

 

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