【GoTo書店!!わたしの一冊】『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』
『労働新聞』に交替制で毎月寄稿している【GoTo書店!!わたしの一冊】ですが、今回は昨年話題を呼んだデヴィッド・グレーバーの『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』です。
https://www.rodo.co.jp/column/103943/
コロナ禍さなかの2020年7月に刊行され、その直後の9月に著者が急逝したこともあり、かなり評判を呼んだ本である。そこで列挙されている取り巻き(flunkies)、脅し屋(goons)、尻ぬぐい(duct tapers)、書類穴埋め人(box tickers)、タスクマスター(taskmasters)というブルシット・ジョブの5類型をみて、そうだそうだ、こいつらみんなクソだと、心中快哉を叫んだ人も少なくないだろう。とはいえ、すべてのブーメランは自分のもとに戻ってくる。・・・・・
最後のところで、ブルシットジョブにもジョブ・ディスクリプションのある海外と、そんなものなくてもいくらでも「働かないおじさん」が作れてしまう日本を対比しています。
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