倉重公太朗編著『【日本版】同一労働同一賃金の理論と企業対応のすべて』
倉重公太朗編著『【日本版】同一労働同一賃金の理論と企業対応のすべて』(労働開発研究会)が新年度の初日に届きました。
まだ版元のホームページには上がっていないようですが、これはなかなかいい本です。だって、私が序章を書いているんですから・・・というのは冗談ですが、上の写真では一見オビであるかのようにみえる下の方の緑色の帯状の推薦の言葉の欄には、菅野和夫、山口浩一郎、安西愈、今野浩一郎という大御所が名を連ねています。
山口先生曰く:
「働き方改革」の視察にローマからシーザーがやってきた。一知半解は困るのでこの本を見せた。彼はたちどころに言った。「来た、見た、買った、すばらしい本だ」
なんだかよく分かりませんが、カエサルも凄く褒めているようです。
序章「なぜ「日本版」同一労働同一賃金なのか」(JILPT研究所長濱口桂一郎氏)
第1章 日本版同一労働同一賃金とは(倉重)
第2章 最高裁7判例解説
第3章 基本給・賞与・退職金の理論と実務対応 (近衞弁護士、人事コンサル田代氏、JILPT山本陽大氏)
第4章 手当、その他労働条件の理論と実務対応(荒川・河本・池邊弁護士)
第5章 高年齢者雇用の理論と実務対応(JILPT藤本真氏、中山達夫弁護士)
第6章労働者派遣の実務(一般社団法人 日本生産技能労務協会 会長 青木秀登氏)
(追記)
ようやく版元に紹介のページができたようですが、
https://www.roudou-kk.co.jp/books/book_list/9283/
書影と内容紹介だけじゃなく、なにやら不思議な写真もアップされているので、これは何かとよく目をこらしてみたら
倉重さんがせっせと本にサインしているところでした。
こちら、サイン入り数量限定版だそうです。
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コメント
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倉重公太朗氏は、東京都に対して緊急事態宣言の時短命令による損害賠償を訴えた会社の弁護人もされていると思っていましたが、弁護人をされているのは倉持麟太郎氏でした。どちらも若い(イケメンの)弁護士なので混同してしまいました。
主題と全く無関係な内容で申し訳ありません。
投稿: Alberich | 2021年4月 3日 (土) 19時15分
倉重さん自身が、その風評被害(笑)を受けていると言ってます。
投稿: hamachan | 2021年4月 3日 (土) 19時23分