雑誌『改革者』3月号に書評
政策研究フォーラムの雑誌『改革者』3月号に『働き方改革の世界史』の書評が載りました。
http://www.seiken-forum.jp/publish/top.html
評者は東洋大学の川上淳之さんです。
「新書で読める上級労使関係史講義」と評していただいています。
・・・・・本書は、その議論の内容を毎回ゴンパースやパールマンなどの著書を紹介する形式をとるため、時として扱われる内容が多くなり、読者として読みにくいと感じられるかもしれない。著者たちは、その点を配慮してか、本書を語りかけるような口調の講義形式で記述するなど、配慮をしている。その点で、読みやすくなるように書かれてはいるが、講義のつかみにあたる雑談部分は若干行き過ぎている箇所があるようにも感じられた。本書は、その内容で十分興味深いものである。 各章の持つ意味を考えながら読むためには、そこで紹介される制度の参照点として、第五章の日本の労使関係を先に読み準備することも勧めたい。・・・・・
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