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2021年3月29日 (月)

海老原嗣生『人事の組み立て』

283060_common_pc 海老原嗣生さんの『人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ~』(日経BP)をお送りいただきました。

https://shop.nikkeibp.co.jp/front/commodity/0000/283060/

「はじめに」が「ジョブ型祭りに見る脱日本型失敗の本質」で、最後の「解説に代えて」が「日本的ジョブ型祭りへの鎮魂歌」というくらいに、昨年来の狂乱的なジョブ型祭りに徹底して突っ込んでる本です。

というわけで、わたしが言ってることとあまり変わりません。ていうか、物事の本質的とらえ方が一緒なので、各論でいくつか異論もありますが、まあそれは大したことない。

その「解説に代えて」によると、

・・・本書はまさに、中央大学大学院での授業をそのまま再現したに等しい内容だ。

とのことですが、ふむむ、わたくしが同じコースでおおまじめに日本の労働法政策を講じているというのに、こんなに楽しいことばかりしゃべっていたんですねえ。

ジョブ型がはやりもんだと目を付けた有象無象がここのところ怒涛の如くジョブ型本を出しまくってますが、まあ正直本書一冊読めば後はゴミ箱に放り込んでおいてかまわないでしょう。

 

 

 

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コメント

御礼が遅くなりました。拙著ご紹介そして、団結と参加の御恵投ありがとうございました。前著で濱口さんにご随伴させていただき、それ以来、偉い劣等感と焦燥感に駆られて、なかなか連絡もできなくなっておりました。あのお仕事で私の底の浅さを改めて認識し、アカデミズム寄りの本よりも、実務とジャーナリズムの世界で自分らしい本を書こうと、新著に思いを込めた次第です。頂いた団結と参加は、これまた雇用識者としては必須な資料です。こちらを咀嚼して血肉といたします。

まあ、何をおっしゃいますか。
さっそくamazon1位のようでおめでとうございます。
『団結と参加』は純粋にリファレンスブックとして出したのですが、『働き方改革の世界史』の参考資料にもなりますね。

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