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2021年4月 1日 (木)

サプライチェーンと労働人権

たまたま『大原社会問題研究所雑誌』4月号をぱらぱら見ていたら、「第33回国際労働問題シンポジウム COVID-19危機からより良い仕事の未来へ――産業別の取組みと社会対話」という特集で、例によって政労使学の方々がいろいろとしゃべっているのですが、

https://oisr-org.ws.hosei.ac.jp/oz/contents/?id=2-001-0000069

【特集】第33回国際労働問題シンポジウム
COVID-19危機からより良い仕事の未来へ――産業別の取組みと社会対話
特集にあたって 藤原千沙
基調講演 COVID-19危機とILO 伊澤章
使用者(企業)の立場から 吉川美奈子
労働者(労働組合)の立場から 郷野晶子
政府の立場から 井内雅明
学識経験者の立場から 中村圭介 

このうち、使用者側を代表してできている吉川美奈子さんというのは、アシックスのCSR、サステナビリティを担当しておられる方なんですね。アシックスといえば、いままさに新疆ウイグル自治区の綿をめぐってもみくちゃになりつつあります。今はやりのSDGsですが、これまでは労働人権問題というと、東南アジアの縫製工場だとか、中国の半導体工場といったいわゆる苦汗工場、搾取工場の話だったわけですが、今回まさにアシックスが巻き込まれたように、ジェノサイド話にまで発展すると、今度はまさに国際政治の対立の真っただ中に放り込まれることになってきます。今まで思われているような生易しい話ではなくなってくる可能性がありますね。

 

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