2021年のキーワード①ジョブ型@『先見労務管理』1月10日号
『先見労務管理』1月10日号の毎年恒例の行事「2021年のキーワード」の①として「ジョブ型」を寄稿しました。
https://senken.chosakai.ne.jp/
昨今マスコミやネット上では「ジョブ型」という言葉が氾濫している。もともと、日本型雇用システムの特徴を、欧米やアジア諸国の「ジョブ型」と対比させて「メンバーシップ型」と名付けたのは私自身であるが、近年の「ジョブ型」の氾濫には眉を顰めざるを得ない。というのも、最近マスコミに溢れる「ジョブ型」論のほとんどは、一知半解で「ジョブ型」という言葉を振り回しているだけだからだ。ここではそのうち、特に目に余る二つのタイプを批判しておきたい。
一つ目は「労働時間ではなく成果で評価する」のが「ジョブ型」だという議論だ。あまりにも頻繁に紙面でお目にかかるため、そう思い込んでいる人が実に多いのだが、これは9割方ウソである。どういうことか。・・・・・
正直言うと、2020年のキーワードだったんじゃないか、それも多くの場合見当外れの・・・と言いたいところではありますが、例によってインチキなジョブ型論を斬っております。
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