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2020年12月28日 (月)

『生活経済政策』2021年1月号(No.288)

Img_month_20201228094301 『生活経済政策』2021年1月号(No.288)をお送りいただきました。特集は「若者と政治」なんですが、

http://www.seikatsuken.or.jp/monthly/index.html

明日への視角 民主主義の回復/山口二郎
特集 若者と政治
はじめに/高安健将
政治から切り離される若年非大卒層/吉川徹
イデオロギーと若者の置かれている政治的コンテクスト/遠藤晶久
若者の「社会運動嫌い」?—社会運動に対する忌避感とその原因/富永京子
教育における政治的中立性が若年層の政治的態度に及ぼす影響/秦正樹・酒井和希
「政治的に中立でいたい」時代の「政治的なもの」 — マンハイム・シュミット・丸山/野口雅弘 

全体に、政治意識の低い近頃の若者を嘆く感が漂い、なかなか届かないだろうなあ、という感じがします。

でも、それは「政治」のイメージの問題のような気もします。若者非大卒層は「不安定な雇用、低い所得をはじめとし不利な日常を生きることを余儀なくされる」存在であるのに、政治意識が低いと嘆くわけですが、でもそれは、そこで提示される政治的争点なるものが「加計学園、大学無償化、大学入試民間試験導入延期、日本学術会議」であれば、関心を持てという方が無理難題のような。

むしろ、不利な社会的位置に置かれている彼らの問題をきちんと政治的議論のテーマとして言語化する努力を、怠ってきたことの帰結なのではないか、という感じもします。もちろん、言語化だけでは物事は動かず、それを動かすべき社会的メカニズムが、おそらくかつての全般的低学歴時代には現場の労働組合活動がその役割を担っていたのでしょうが、その機能を失ってしまったことがその背景にあるのだろうとは思いますが。

 

 

 

 

 

 

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コメント

拙論を取り上げていただき、ありがとうございます、光栄です!

石山さん、おそらくこのコメントはこのエントリではなくて、JIL雑誌を取り上げたこちらのエントリへのコメントですね。

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-30b164.html">http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-30b164.html

松永さんは、「やりがい搾取」という通り一遍の決めつけに疑問を呈し、彼らの働き方を駆動しているものはなにかを探ろうとしたわけですが、石山さんの論文はそれを別の角度から照らそうとしているようです。

あ、そうです、場所を間違えました、失礼しました

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