これからのテレワークでの働き方に関する検討会報告書
12月23日に終わったこれからのテレワークでの働き方に関する検討会の報告書が12月25日に確定して発表されました。
https://www.mhlw.go.jp/content/11911500/000711687.pdf
重要な点はほとんど変わっていませんが、最終日にいくつか指摘された点が若干書き込まれてます。
私からは、テレワークが難しいエッセンシャルワークにも言及すべきと述べて、それが書き込まれてます。
(1)テレワークの対象者を選定する際の課題について
① テレワークの対象業務について
○ 全員がテレワーク可能である企業がある一方、一定数の出社が必要な企業、また業務の性質上テレワークを実施するのが難しい業種・職種がある6。しかしながら、一般にテレワークを行うことが難しい業種・職種であってもテレワークを実施できる場合があり、必ずしも既存の業務を前提にテレワークの対象業務を選定するのではなく、仕事内容の本質的な見直しを行うことが有用である場合がある。「テレワークに適さない業種なのでテレワークは行わない」と安易に結論づけるのではなく、経営者側の意識を変えることや、業務の見直しを検討することが望ましい。なお、いわゆるエッセンシャルワーカー等出社せざるをえない職種があることについては十分留意する必要がある。6 軽作業、販売業、警備・清掃業、建築等、製造、ドライバー、理美容、医療・福祉専門職等(本検討会第1回参考資料)
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コメント
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ワクチンが十分に行き渡り、社会的に有益な状態となる集団免疫を得るには4~5年かかると思われます。
社会不安を少しでも軽減するためにもこうした建設的な議論の継続を望みます。
投稿: kohchan | 2020年12月27日 (日) 07時25分
テレワークは一般に場所的・時間的な拘束が緩いのだから業務委託・請負をどんどん容認してほしい。
社会保険料欲しさで雇用契約原理主義の高労省や労働界隈には困ったもんだ。
投稿: 揚田信夫 | 2020年12月28日 (月) 09時11分