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2020年10月19日 (月)

津谷典子・菅桂太・四方理人・吉田千鶴編著『人口変動と家族の実証分析』

26730 津谷典子・菅桂太・四方理人・吉田千鶴編著『人口変動と家族の実証分析』(慶應義塾大学出版会)をお送りいただきました。ありがとうございます。

https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766426731/

少子高齢時代における日本とアジアの家族や男女の働き方を詳細なデータに基づいた実証分析によって透視する。 

本書は編者の一人である津谷さんの定年記念企画とのことで、巻末には津谷さんの研究業績一覧が載っていますが、本書自体でも日韓台の東アジア三か国の人口動態と家族変動の興味深い研究書になっています。

目次は以下のとおりですが

序章 人口変動と家族――日本と東アジア (津谷典子)

 第Ⅰ部 低出生力社会における家族・人口変動のダイナミズム

第1章 出生水準が長期的な人口動向に及ぼす影響について (石井 太)
第2章 歴史人口学から見る低出生力社会の養子慣行
――近世東北農村1716-1870 年を中心に (黒須 里美)
第3章 国内人口移動の現状と変動要因 (直井 道生)

 第Ⅱ部 低出生力社会における就業パターンの変化と格差

第4章 就業寿命
――戦後わが国における長寿化、晩婚・未婚化と就業パターン (菅桂太)
第5章 女性博士のキャリア構築と家族形成 (小林 淑恵)
第6章 家族の変化と就労収入の格差 (四方 理人)

 第Ⅲ部 低出生力社会における夫婦の生活時間

第7章 日本の夫婦の生活時間と子ども (吉田 千鶴)
第8章 韓国における有配偶夫婦の時間配分 (曺 成虎)

 第Ⅳ部 東アジアにおける超低出生力の特徴と少子化対策

第9章 東アジア先進諸国における少子化の特徴と背景要因 (松田 茂樹)
第10章 台湾における育児休業制度の利用と女性の復職 (可部 繁三郎)
第11章 子育て支援施策の変遷と地方と国の予算の推移 (前田 正子)

津谷典子教授 履歴・研究業績

いろんな観点からいろんな読み方ができるのでしょうが、面白いなと思ったのは文部科学省の小林淑恵さんの「女性博士のキャリア構築と家族形成」という論文です。

かつてと比べれば女性博士という存在も増えていますが、そのキャリアパスと結婚・出産という問題に取り組んだ研究はあまりないので、興味深く読みました。

 

 

 

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