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2020年10月 9日 (金)

『猫と東大』

531803 どういうわけだか、『猫と東大 猫を愛し、猫に学ぶ』(ミネルヴァ書房)という本が送られて来ました。

https://www.minervashobo.co.jp/book/b531803.html

猫も杓子も東大も。
大学は大学らしく猫の世界を掘り下げます。

世はまぎれもない猫ブーム。一方で、ハチ公との結びつきが深い東大ですが、学内を見回してみると、実は猫との縁もたくさんあります。
そこで、猫に関する研究・教育、猫を愛する構成員、猫にまつわる学内の美術品まで取り揃えて紹介します。

さすが東大、猫ブームに乗って猫本を出すとは。

駒場や本郷のキャンパスを逍遥する猫たちの写真に挟まれて、東大の先生方がそれぞれに猫談義を繰り広げるという、いかにもネコノミクスな本ですね。

その話題の広がりは下の目次のとおりですが、むかし東大出版会でこの手の一つお題を出して、いろんな分野の先生方がそれにまつわる話題を書くという趣向の本がありましたが、その猫版ですな。

最後の方には、シュレディンガーの猫のメンバーカードがもらえる研究支援基金なんてのもありますね。

 

はじめに(須田礼仁:情報理工学系研究科教授)


猫好き4教授座談会
(西村亮平:農学生命科学研究科教授/野崎 歓:東京大学名誉教授/本郷恵子:史料編纂所教授/須田礼仁)

特別掲載・猫の香り(野崎 歓)


猫と学問 その1

  【猫と獣医内科学】病院と研究科が一体となって進む 動物医療と研究・教育(辻本 元:農学生命科学研究科教授)
  【猫と動物行動学】ペットの声を聴く行動診療で 人と動物をよりなかよしに(武内ゆかり:農学生命科学研究科教授)
  【猫と医科学①】異分野の発想で進んだ特効薬開発 「AIM」でネコの寿命が二倍に!? (宮崎 徹:医学系研究科教授)
  【猫と獣医病理学】ネコもアルツハイマー病に!? ヒトの難病の鍵を握る動物たち
   (チェンバーズ ジェームズ:農学生命科学研究科助教)
  【猫とゲノム遺伝子学】獣医学とゲノム学と情報学を融合 ネコゲノム解析プラットフォーム
   (渡邊 学:新領域創成科学研究科特任教授)
  【猫と医科学②】インフルエンザウイルスの中間宿主として ニューヨークの猫が教えてくれたこと
   (河岡義裕:医科学研究所教授)
  【猫とソフトロボット学】完成したら「カエル型」!? 誕生・しなやかなネコ型ロボット(新山龍馬:情報理工学系研究科講師)
  【猫と応用獣医学】ネコの加齢に伴う腸内細菌叢の変化とは ネコにはネコの乳酸菌!?
   (平山和宏:農学生命科学研究科教授)
  【猫と獣医外科学】日本ペットサミット(J-PETs)を設立 どうぶつ達と共に暮らす幸せな社会へ(西村亮平)


猫とキャンパス

  猫と駒場キャンパス 追悼文「さよなら、まみちゃん」
  キャンパスの歴史的建造物と猫と 駒場点景(永井久美子:総合文化研究科准教授)
  東京大学本郷構内の遺跡調査にて 発掘・猫の玩具(小林照子:埋蔵文化財調査室)
  再録・本郷ネコ散策マップ


猫と学問 その2

  【猫と日本文学①】『吾輩は猫である』にみる 「皮膚」の「彩色」の政治学(小森陽一:東京大学名誉教授)
  【猫と歴史学】東京大学所蔵史料から見る 鼠を捕る益獣としての猫(藤原重雄:史料編纂所准教授)
  【猫と日本文学②】口語自由詩の地平を拓いた詩人 萩原朔太郎の猫は……(エリス俊子:総合文化研究科教授)
  【猫と社会学】飼い主との間にある独特な関係性とは? 猫ブームの理由(赤川 学:人文社会系研究科教授) 
  【猫と美術史学】徽宗・春草・栖鳳 画猫の系譜(板倉聖哲:東洋文化研究所教授)
  【猫と経済史学】生殖の統御は完全に正当化しうるか? 野良猫のいる社会といない社会(小野塚知二:経済学研究科教授)
  【猫と考古学】遺跡が伝える新石器時代の人猫交流 飼いネコの始まり)西秋良宏:総合研究博物館教授・館長)
  【猫と教育プログラム】猫と人のよりよい関係を 東大生が3か月考えてみたら(真船文隆:総合文化研究科教授)


猫好き研究者夫妻に聞く「猫と日本史」(本郷恵子・本郷和人:史料編纂所教授)


「東大×猫」トピックス

  東大出身作家が書いたシャム猫が主人公の恋愛小説 
  猫のイラストが目印のUTokyoハラール認証チョコ
  先端研所属のアーティストによる猫絵本『ぼくのにゃんた』
  明治新聞雑誌文庫の猫画像資料
  「シュレディンガーの猫」のメンバーカードがもらえる 光量子コンピューター研究基金
    (古澤 明:工学系研究科教授/井上清治:光量子コンピューター支援基金ファンドレイザー)
  『猫号』制作後記(高井次郎:東京大学広報課)


おわりに(木下正高:地震研究所教授)

 

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