労務屋さんの拙著書評
労務屋さんがさっそく拙著(わたくしと海老原さんの共著)『働き方改革の世界史』を取り上げていただいています。
https://roumuya.hatenablog.com/entry/2020/09/16/140944
「会社が最寄り駅から10分のところにサテライトオフィスを準備してくれたので、ますますオフィスには出社しなくなる」と言われていたので、回収されるのはだいぶ先かなと思っていたら、わりと早く回収していただいたようです。
労務屋さんはもちろん、『HRmics』連載時から読んでいただいているので、こういう感じの書評になります。
われらがhamachan先生ことJILPTの濱口桂一郎研究所長が、海老原嗣生さんの編集になる『HRMics』誌に寄せられた「原点回帰」という連載をもとにした本です。この連載は毎回1冊労使関係の古典的著作をとりあげてその内容を紹介し、今日的な意義を解説するという非常に硬派なもので、正直に白状しますと私もこの連載で初めて存在を知った本もありました。本書では連載記事の前後に海老原氏による序説と両氏による対談が加わっています。対談が全体の解題のような役割になっていて全体が一望できるように工夫されています。私としては異論もありますが(笑)、連載部分も含めてあらためて勉強させていただきたいと思います。
まあ、私の選書はかなりひねているので、この12冊、全部知っていたという方はかえって少ないのではないでしょうか。
「私としては異論もある」とのことなので、そこのところを是非こんど。
« 休業手当が給与の半額以下になる理由@WEB労政時報 | トップページ | WEBちくまで『働き方改革の世界史』の第1講(ウェッブ夫妻『産業民主制』)がためし読みできます »
« 休業手当が給与の半額以下になる理由@WEB労政時報 | トップページ | WEBちくまで『働き方改革の世界史』の第1講(ウェッブ夫妻『産業民主制』)がためし読みできます »
コメント