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2020年9月16日 (水)

日経ビジネスオンラインにインタビュー記事

P0 日経ビジネスオンラインに、インタビュー記事「世界の潮流は「ギグワーク」へ、「ジョブ型」提唱者の見る近未来」が載っています。

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00189/091500010/

この記事、中身は私の喋ったことがその通りに載っているので文句のつけようは無いんですが、タイトルはやや意外というか、そういう趣旨じゃないんだけど、日経ビジネス的にはそういう売り方になるんだなあ、と。

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに進む、働き方の見直し。以前にも増して耳にするようになったのが「ジョブ型」という言葉だ。連載「どうなる? 働き方ニューノーマル」の第8回はこの言葉の生みの親である、労働政策研究・研修機構の労働政策研究所で所長を務める濱口桂一郎氏に話を聞く。
これまで日本社会では、仕事の内容も勤務場所も労働時間も定めずに、いわば“白紙契約”で正社員として働くのが一般的だった。濱口氏は、企業という共同体の一員となるという意味合いから、こうした人事制度を「メンバーシップ型」と命名。これに対して、欧米など国外では一般的な「ジョブディスクリプション(職務記述書)」を交わして、あらかじめ仕事の内容や報酬などを明確にする雇用の在り方を「ジョブ型」と名付けた。
ジョブ型の提唱者は、コロナ禍によって加速する日本型雇用の変化をどのように見ているのだろうか。 

前半は、近頃はやりの「ジョブ型」論は、ジョブ型をちゃんと理解していませんね、そもそもジョブ型というのは・・・、という話です。

後半は、欧米はむしろジョブ型が壊れてタスク型になることに危機感を持っているという、これも以前にリクルートワークスのインタビューで喋った話ですが、

・・・このように世界的に見ると、ジョブ型が衰退局面に入りつつある中で、日本はジョブ型導入の議論を進めている。そのためにジョブ型と請負という話が混在してぐちゃぐちゃになっている印象です。・・・ 

タイトルをみると、なんだか世界の潮流はギグワークだ!と煽っているみたいですね。

わたしは、やたらに一方向にばかり煽る議論が好きではないのですが、このタイトルはいささか煽りすぎの感があります。

最後のワーケーションのところでも言っていますが、

・・・これはユートピア兼ディストピアなんです。うまくいけばワークライフバランスが最もとれるものであると同時に、下手をするとワークライフバランスがとことんまで破壊され得る仕組みでもある。一方的な立場からユートピアとして描くこともディストピアとしても描くこともできますが、どちらも完全には正しくない。評価は定まりませんが、両義的な問題であるという認識は持つべきでしょう。

両義性を両義性のまま伝えるというのは、なかなか難しいということを痛感します。

 

 

 

 

 

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