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2020年6月 4日 (木)

最低賃金政策、日本とEU

昨日6月3日、奇しくも日本とEUで最低賃金政策に関して興味深い動きがありました。

日本では官邸の全世代型社会保障検討会議で最低賃金が取り上げられ、

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/zensedaigata_shakaihoshou/dai8/siryou.html

ここに日商や連合の意見もアップされていますが、新聞報道によると、安倍総理は「今は雇用を守ることが最優先課題だ」と述べ、政府として掲げ続けている「年3%」の引き上げ目標の実現に、今年は固執しない考えを示したそうです。

https://www.asahi.com/articles/ASN637JTRN63ULFA01S.html

一方、EUでは去る1月にEU最低賃金制についての労使への第1次協議を開始しており、そのことは去る3月に『労基旬報』への寄稿で紹介していたところですが、

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-4d8c00.htmlEU最低賃金がやってくる?@『労基旬報』2020年3月25日号

その第2次協議がやはり同じ6月3日付で行われたようです。

https://ec.europa.eu/social/main.jsp?langId=en&catId=89&furtherNews=yes&newsId=9696

第一次協議の時にはほとんど対岸の火事だったコロナ禍が、その後ヨーロッパに燃え広がり、どういう第2次協議になるのかなと思っていたら、

The EU has been particularly hit by the coronavirus pandemic, with negative effects on Member States’ economies, businesses, and the income of workers and their families. Ensuring that all workers in the EU earn a decent living is essential for the recovery as well as for building fair and resilient economies, and minimum wages have an important role to play. Minimum wages are relevant both in countries relying solely on collectively agreed wage floors and in those with a statutory minimum wage.
When set at adequate levels and taking into account economic conditions, they support vulnerable workers and help to preserve both employment and the competitiveness of firms. 

EUはとりわけコロナウイルスパンデミックの打撃を受け、各国の経済、事業、労働者とその家族の収入にネガティブな影響をもたらしている。EUの全ての労働者がまっとうな生計を維持できる稼ぎを確保することは回復と同様公正で強靱な経済を建設する上で枢要であり、最低賃金は重要な役割を果たしうる。最低賃金はもっぱら労働協約によっている国でも法定最低賃金の国でもどちらも重要である。

最低賃金が十分な水準に設定され、経済状況を考慮するならば、脆弱な労働者を支えるとともに雇用と企業の競争力の維持に役立つ。・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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