浅倉むつ子・島田陽一・盛誠吾『労働法 第6版』
浅倉むつ子・島田陽一・盛誠吾『労働法 第6版』をお送りいただきました。ありがとうございます。
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641221581?top_bookshelfspine
労働をとりまく諸条件の変化とともにダイナミックに変化する労働法の現在を反映したスタンダードテキスト。第5版刊行以降に行われた労働基準法や労働契約法などの重要改正や新しい制度への対応をはじめ,各所をアップデートした最新版。
さてこのスタンダードテキストの著者も、いまやお二人は名誉教授となり、残るお一人も超大御所ですが、時代に合わせた改訂の意欲は衰えておらず、目次は以下のようになっています。
1 労働法の魅力
1労働法を学ぶ
2労働法のアウトライン
2 労働法のダイナミックス
3労働法の新たな地平
4差別とハラスメント
5労使紛争への新たな対応
3 労働のステージ
6労働契約と労働契約法
7労働契約の成立
8就業形態の多様化と非正規雇用
9労働条件の決定と変更
10賃 金
11労働契約の展開と人事制度
12労働契約の終了
4 私生活と労働生活のデザイン
13労働時間
14弾力的労働時間制度
15ワーキングライフとプライベートライフ
16安全・健康に働く権利
5 集団的労使関係システム
17集団的労使関係と労働組合
18不当労働行為と労使関係ルール
19団体交渉と労働協約
20団体行動と集団的労使紛争処理
6 変容する労働市場と法
21労働市場政策と法
22就業者の多様化と雇用問題
23職業能力開発とキャリアデザイン
あちこちにはめ込まれたコラムも今日的なものに一新されており、たとえば、144頁には「限定(JOB型)正社員制度の普及」なんていうコラムもあります。
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