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2020年4月18日 (土)

日本人はまだ「休み方」を知らない@『Newsweek日本版』4/21号

0421thumb240xauto193103 新型コロナウイルスで緊急事態宣言が出される中で発売された『Newasweek日本版』4/21号は、しかし「日本人が知らない休み方・休ませ方」を特集しています。

https://www.newsweekjapan.jp/magazine/271683.php

コロナ禍の在宅勤務が問う「働く」「休む」の境界線 なぜ日本人は休めない病なのか? 

労働 日本人はまだ「休み方」を知らない
日本企業の休み方
■富士通 幹部が率先して休みICTをフル活用
■ディスコ 「社内通貨」を使って主体的な休み方を実現
■ジャパネットたかた 新社長の経営改革で16連休を「強硬」実現
世界の休み方
ドイツ 厳格な法律と合意で有休取得100%
フランス バカンスこそが経済を回す
ノルウェー 便利で休めない社会より不便でも休める社会
中国 西欧を見て羨み日本よりはマシと慰める

その「日本人はまだ「休み方」を知らない」という記事の中に、小倉一哉さんや佐藤博樹さん、出口治明さんといった方々の後で、わたくしも顔を出しています。

・・・なぜ日本はなかなか変われないのか。その疑問を解くために、日本型雇用システムの歴史をひもとく。

安定した雇用と引き換えに

日本型雇用システムの特徴は「長期雇用」と「賃金の年功序列制」と言われる。しかし、労働政策研究・研修機構研究所長の濱口桂一郎は、一番大きいのは「雇用契約の性質」だと指摘する。・・・・・・

「タスク型」雇用の時代へ
・・・・・・ もっとも、就業規則や法律で定めれば全てが解決するわけでもない。私たちが新たに直面しているのは、ジョブ型でもメンバーシップ型でもない、新たな形の雇用社会だと濱口は警鐘を鳴らす。
「いま世界で起きているのは、『タスク型』雇用社会の出現」と、濱口は言う。「配車サービスのウーバーをはじめ、ジョブの中にある一つ一つのタスクを単発仕事(ギグ)として請け負う『ギグワーカー』が出てきたことで、これまでの安定したジョブ型の雇用も急速に壊れつつある」
 タスク型になれば、もはや休みも失業も、労災という概念もないというわけだ。世界は産業革命以前の時代に戻りつつある、という危機感を持っている専門家が多い。・・・・・  

執筆者の宇佐美さんの取材を受けたのは2月7日で、コロナはまだまだ武漢だけの話という雰囲気だったころです。それだけしっかりと取材を重ねた記事なんですが、ちょうどコロナの真っただ中にぶち当たってしまいました。でも考えてみれば、「休めない病」の問題は今現在のコロナ禍の中でこそきちんと考えてみるべきことなのでしょう。

 

 

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