日本版O-netは明日開設
ようやく厚生労働省のホームページに、日本版O-NETが明日開設されるというプレスリリースがアップされました。新型コロナで省内騒然とする中ですが、まあなんとか開設にこぎ着けたようです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10257.html
厚生労働省は、3月19日(木)に「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」を開設し(午前9時運用開始予定)、労働市場の「見える化」を目指します。
このサイトでは、動画コンテンツを含む約500の職業の解説、求められる知識やスキルなどの「数値データ」を盛り込んだ、総合的な職業情報を提供します。
この職業情報が「見える化」されたサイトにより、求職者は自分に最適な職業を選択することができ、これから必要となる「学び」は何かを知ることができます。また、企業は、求める人材を獲得するために必要な労働市場情報を正確に把握することができます。さらに、キャリアコンサルタントなどの専門家は、求職者や企業に対し、より的確に支援を行うことができます。
まだメンテナンス中のサイト自体はこちらから:
で、その開設を目前にして、JILPTが開発したインプットデータの研究が取りまとめられています。
https://www.jil.go.jp/institute/siryo/2020/227.html
本研究は平成29年3月28日に働き方改革実現会議で決定された「働き方改革実行計画」に盛り込まれ、厚生労働省が令和2年3月に公開する「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」(以下「日本版O-NET」という。)」に関わる研究である。
職業情報の提供は、労働市場にある様々な職業や新しい仕事を「見える化」することにより、学生、求職者の進路選択や就職活動、在職者、人事担当者にとっては人事異動、人事配置、教育訓練プランの作成等に資するものである。さらに、ハローワーク、民間職業紹介事業者等のキャリアコンサルタントの方々に汎く活用いただくことで、個別の企業のみならず労働市場全体の中で、ミスマッチをなくし、人材配置の最適化、労働移動の円滑化等の効率的な実現をめざすものである。
この日本版O-NETの構築にあたって、サイトで提供する職業情報のデータ(以下「インプットデータ」という。)を開発するため、平成30年度、および令和元年度の2か年にわたり当機構はこれまで培ってきた職業情報や職業適性に関する研究、過去の情報資産等を活かした調査研究等を実施した。
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