« メンバーシップ型外国人労働政策を求める経済団体 | トップページ | 『Japan Labor Issues』2010年2月号 »
今から30年以上も前に出た本に、こういう一節がありましたが、これのおかしさが分からない人、思わずにやりとしなかった人は、ジョブ型なんていう言葉をうかつに口にしてはいけませんぞよ。
・・・どこかで経営学を勉強してきた管理職が、「もっと責任と権限を明確にしなければならない」などと一席ぶった後、まだその舌の根も乾かぬうちに、部下に向かって「諸君は常に自分の職務より一段上の仕事をこなすように心がけなければならない」などと訓示を垂れるなどのほほえましい光景は、日常茶飯に遭遇するところである。・・・・
まことに日常茶飯ですなあ。
この手の部下への訓示は、直接言及していないだけで暗黙に「昇進・昇格したいのであれば、その昇進・昇格先の仕事ができるということをアピールするのが賢明である。昇進・昇格したいという願いが特段ない者は別にこのように考える必要はない」という意図を含んでいるものであるなあと思いました。
投稿: しまもと | 2020年1月24日 (金) 14時08分
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この手の部下への訓示は、直接言及していないだけで暗黙に「昇進・昇格したいのであれば、その昇進・昇格先の仕事ができるということをアピールするのが賢明である。昇進・昇格したいという願いが特段ない者は別にこのように考える必要はない」という意図を含んでいるものであるなあと思いました。
投稿: しまもと | 2020年1月24日 (金) 14時08分